ネクステージの立会外分売分析
銘柄名 | 【3186】 ネクステージ |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社は現在、当社株式の市場第二部への指定替え猶予期間(株主数)に入っており、今回の立会外分売はその要件である株主数等の充足を図るために行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2017/04/20 (木) |
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予定期間 | 2017/05/10 (水) ~ 2017/05/11 (木) |
実施日 | 2017/05/10 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,394 円 |
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分売枚数 | 2,000 枚 | 前日終値 | 1,463 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 1,433 円 |
PER | 22.43 倍 | 割引率 | -2.05 % |
PBR | 6.84 倍 | 発表日比 | 2.80 % |
株式情報
発行済株数 | 20,586,600 株 | 時価総額 | 29,501 百万円 |
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浮動株数 | 1,358,716 株 | 浮動株総額 | 1,947 百万円 |
分売株数 | 100,000 株 | 分売総額 | 143 百万円 |
前日出来高 | 156,700 株 | 出来高/分売数 | 156.70 % |
対株式数比 | 0.49 % | 浮動株比率 | 6.60 % |
対浮動株比 | 7.36 % |
参加評価
分売評価 | A | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに500枚以上と流動性は高い。 2014年9月に続き3年ぶり3回目の分売実施となっている。 分売理由のとおり東証2部降格回避のための分売で、2016年5月に2,297名だった株主数は何故か2016年11月現在では1,537名まで急激に減少している。 分売後のみなし株主数は2,000名以上になるので一応は回避できそうだが、長期保有の魅力に乏しければまた次の基準日には下回っている可能性もある。 前期業績は大幅な増収増益で、売上高38%増、営業利益70%増と凄まじい成長を遂げている。 今期は成長は落ち着くが、売上・利益とも15%ほどの増収増益予想で、1Q時点の進捗率は23.6%と概ね予定通り。 年間配当は3円で利回りは0.2%ほど。株主優待はない。 優待新設するだけで株主数はそれなりに増えそうなところなのに実施しないところも含め、株主還元策に乏しい。 PER18.6倍、PBR5.13倍の株価水準は概ね妥当に思える。 株価はきれいな右肩上がりのチャートになっており、1年前の安値200円台からは7倍近く買われている。 ただ最近では目先買われすぎているように見えるためか、貸借倍率0.01倍でいくらかの逆日歩も連日付いている。 東証1部で分売数量も相対的に少なく、十分に捌ける数量のため安定した利益が期待できそう。 5/9追記: 分売発表からはやや上昇してはいるものの、前日に少し売り込まれているためそれほど割高感もない。 空売りもそこそこ入っているため、割引率は渋いが安定した利幅は確保できそうな感じがする。 ここ数日分の日経の上昇と比較して、相対的に上値を押さえ付けられている分の戻りくらいは期待できそう。 |