シンクロ・フードの立会外分売分析

銘柄名 3963】 シンクロ・フード
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は、平成28年9月に東京証券取引所マザーズに上場いたしましたが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として将来的に東京証券取引所市場第一部への市場変更を目指しております。 今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件の充足を図るために行うものであります。

ただし、形式要件の充足を含め、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が認められない可能性があります。

スケジュール

発表日 2017/04/04 (火)
予定期間 2017/04/11 (火) ~ 2017/04/14 (金)
実施日 2017/04/11 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,388 円
分売枚数 10,000 枚 前日終値 1,213 円
申込上限 1 枚 分売価格 1,177 円
PER 365.69 倍 割引率 -2.97 %
PBR 7.06 倍 発表日比 -15.20 %

株式情報

発行済株数 8,715,000 株 時価総額 10,258 百万円
浮動株数 2,178,750 株 浮動株総額 2,564 百万円
分売株数 435,000 株 分売総額 512 百万円
前日出来高 224,800 株 出来高/分売数 51.68 %
対株式数比 4.99 % 浮動株比率 25.00 %
対浮動株比 19.97 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに500枚以上と流動性は非常に高い。

2016年9月に東証マザーズに上場している。

分売目的に東証1部への市場変更も目指しているとあるが、その場合でも1年ルールによりまだ半年近く先になりそう。

2016年9月末現在の株主数は3,056名と、1部基準の2,200名は余裕で達成している状態だが、流通株式比率は28.76%で分売後でも33.76%とさらに分売か売出の可能性はある。

その他の時価総額要件などは概ね問題なさそう。

3Q決算時点での通期進捗率は85%と堅調に推移している。

年間配当は無配で株主優待の設定もない。

PER40.2倍、PBR6.01倍の株価は非常に割高。

株価はIPOで900円の初値からは12月頃の800円付近を底にして上昇し、現在では1400円前後で取引されている。

分売数量や株価、指標など、主要な点で先日のリネットジャパンに近い状況に感じる。需給面でも同じように動くのであれば、今回も軟調な値動きになると考えられる。

ただ売り込まれた後に反発を取るには面白そう。

あえて参加するメリットもないので見送りとしたい。

4/10追記:

発表日から15%近く下落での値決めは評価したい。

見送り気味の評価であることには変わりないが、分売割れを含めて売りが一巡すればその後の値動きは面白そう。

最終的には朝の気配次第で参加するかは検討したい。

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