第一化成の立会外分売分析
銘柄名 | 【4235】 第一化成 |
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市場 | JASDAQ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2017/03/09 (木) |
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予定期間 | 2017/03/16 (木) ~ 2017/03/17 (金) |
実施日 | 2017/03/16 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,559 円 |
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分売枚数 | 4,800 枚 | 前日終値 | 1,705 円 |
申込上限 | 5 枚 | 分売価格 | 1,653 円 |
PER | 23.82 倍 | 割引率 | -3.05 % |
PBR | 2.37 倍 | 発表日比 | 6.03 % |
株式情報
発行済株数 | 6,800,000 株 | 時価総額 | 11,240 百万円 |
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浮動株数 | 741,200 株 | 浮動株総額 | 1,225 百万円 |
分売株数 | 300,000 株 | 分売総額 | 496 百万円 |
前日出来高 | 181,800 株 | 出来高/分売数 | 60.60 % |
対株式数比 | 4.41 % | 浮動株比率 | 10.90 % |
対浮動株比 | 40.47 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに500枚以上と流動性は非常に高い。 JASDAQ上場だが、東証1部直接昇格は無理でも2部ならいつでもいけそう。かといって分売後の株主数が1部基準を満たすわけでもないので、すぐに昇格関連の動きはなさそう。 中期経営計画には東証1部・2部を目指す記載はある。 今期業績は売上は横ばいだが、円高の影響などで経常利益・最終益ベースでは2割程度の減益となる見込み。 3Q決算時点での進捗率は73%と概ね計画どおり。 ただ持分法適用関連会社である米国のウルトラファブリックス買収により、特別利益(段階取得に係る差益)が計上される見込みであるが上記予想には織り込まれていない。 今期は最終益は伸びるが来期以降ののれん償却が重い。 年間配当は3円減配の15円で利回りは0.9%ほど。 株主優待は特に設定されていない。 PER14.7倍、PBR2.20倍の株価水準は市場平均並み。 株価は前述の買収絡みの発表などで、11月に3回、2月に2回ストップ高を付けかなりの乱高下を繰り返している。 それまで500円前後だった株価は一時2000円超まで4倍以上になっているが、特段割高感があるわけではない。 流動性からして捌けそうなので、基本は参加としたい。 3/15追記: 分売発表以降は急騰しているが、出来高もそれなりに増えており短期であれば売り需要は十分に吸収できそう。 ただ値動きは荒いので、売り時には注意が必要。 |