ヴィンクスの立会外分売分析
銘柄名 | 【3784】 ヴィンクス |
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市場 | 東証2部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の流動性向上及び株主数増加並びに株式分布状況の改善を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2017/03/03 (金) |
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予定期間 | 2017/03/10 (金) ~ 2017/03/15 (水) |
実施日 | 2017/03/10 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 806 円 |
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分売枚数 | 7,800 枚 | 前日終値 | 858 円 |
申込上限 | 8 枚 | 分売価格 | 841 円 |
PER | 12.82 倍 | 割引率 | -1.98 % |
PBR | 3.01 倍 | 発表日比 | 4.34 % |
株式情報
発行済株数 | 8,859,000 株 | 時価総額 | 7,450 百万円 |
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浮動株数 | 877,041 株 | 浮動株総額 | 738 百万円 |
分売株数 | 440,000 株 | 分売総額 | 370 百万円 |
前日出来高 | 89,700 株 | 出来高/分売数 | 20.39 % |
対株式数比 | 4.97 % | 浮動株比率 | 9.90 % |
対浮動株比 | 50.17 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに300枚程度と流動性はそこそこある。 2016年5月にJASDAQから東証2部に指定替えしているため、当然ながらいずれは東証1部を目指していると考えられる。 今回は2部指定時に引き続きの2回目の分売実施。 現在は筆頭株主の富士ソフトが68.34%を保有しており、流通株式比率は30.7%程度で1部要件の流通株式比率35%には届かないが、本分売後は35.7%で基準は達成できる見込み。 また、2016年9月末現在の株主数も1,696名だが、分売後のみなし株主数は2,246名と1部基準の2,200名は超える計算。 今期業績は売上はほぼ横ばいだが、案件剥落の影響で営業利益10%減予想となっており、3Q時点での進捗率は82%。 PER9.36倍、PBR1.05倍の株価水準は割安感がある。 年間配当は20円で利回りは2.3%ほど。株主優待はない。 株価は半年前の600円付近を底にして、緩やかな右肩上がりのチャートで現在は800円付近まで上昇している。 元から浮動株が少ないため、いくら割安とはいっても発行済株式の5%近くの案件は上値が重そうな気がする。 短期保有目的では参加は微妙だが、中長期を狙って投資をするつもりであれば1部昇格も見据えて参加もよさそう。 3/9追記: 分売発表後には1割程度急騰しているが、出来高もそれなりに増えているので、割となんとかなりそうな気がする。 ただ2%割引率案件なのでそこまでは期待できないか。 |