いであの立会外分売分析

銘柄名 9768】 いであ
市場 東証2部
信用区分 信用
実施目的 今回の立会外分売は市場第一部銘柄指定における形式要件である株主数の充足を図るために行うものであります。

ただし、形式要件の充足を含め、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場第一部銘柄指定の承認は取り消される可能性があります。

スケジュール

発表日 2017/02/27 (月)
予定期間 2017/03/16 (木) ~ 2017/03/22 (水)
実施日 2017/03/16 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 933 円
分売枚数 400 枚 前日終値 1,105 円
申込上限 4 枚 分売価格 1,072 円
PER 9.00 倍 割引率 -2.99 %
PBR 0.52 倍 発表日比 14.90 %

株式情報

発行済株数 7,499,025 株 時価総額 8,039 百万円
浮動株数 1,357,324 株 浮動株総額 1,455 百万円
分売株数 40,000 株 分売総額 43 百万円
前日出来高 62,800 株 出来高/分売数 157.00 %
対株式数比 0.53 % 浮動株比率 18.10 %
対浮動株比 2.95 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに300枚程度と流動性はやや高い。

分売発表と同時に、3月22日付けで現在の東証2部から東証1部への指定替えを発表している。

今回は1部指定要件の株主数要件を充足させるための分売であり、2016年9月現在の株主数は2,168名で、今回の分売でみなし株主数は100名増加するため、基準は達成できる。

前期12月期決算は増収減益で着地しており、来期については売上5%、営業利益20%の増収増益予想となっている。

毎年前半の2Qまでで大きく稼いでそれ以降の四半期は赤字というかなりの上期偏重型の業績推移になっている。

PER9.00倍、PBR0.54倍の株価水準は割安感がある。

年間配当は17.5円で利回りは1.8%ほど。株主優待はない。

市場変更に伴って必要以上に売出・分売をする案件がよく見受けられるが、今回は最低限しか手放したくないという経営陣の意向が推測でき、安心して長期的に保有しやすい。

株価はここ1年ほど800-900円のレンジで取引されていたが、最近ではやや上にブレイクして900円台で推移している。

分売数量も少なく、割安株投資の観点からもちょうど良い押し目になりそうでぜひ購入しておきたい。

3/15追記:

例によって分売発表後には一時ストップ高を付けるまで急騰しているが、指標的に割安なことには変わりなく出来高に対して分売数量も少ないので安定した利益が出そう。

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