ナガワの立会外分売分析
銘柄名 | 【9663】 ナガワ |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善および流動性向上を目的とするものです。 |
スケジュール
発表日 | 2017/02/23 (木) |
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予定期間 | 2017/03/03 (金) ~ 2017/03/08 (水) |
実施日 | 2017/03/03 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 4,610 円 |
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分売枚数 | 4,600 枚 | 前日終値 | 4,140 円 |
申込上限 | 3 枚 | 分売価格 | 4,058 円 |
PER | 60.21 倍 | 割引率 | -1.98 % |
PBR | 2.26 倍 | 発表日比 | -11.97 % |
株式情報
発行済株数 | 16,357,214 株 | 時価総額 | 66,378 百万円 |
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浮動株数 | 785,146 株 | 浮動株総額 | 3,186 百万円 |
分売株数 | 200,000 株 | 分売総額 | 812 百万円 |
前日出来高 | 62,500 株 | 出来高/分売数 | 31.25 % |
対株式数比 | 1.22 % | 浮動株比率 | 4.80 % |
対浮動株比 | 25.47 % |
参加評価
分売評価 | A | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに50枚以下で流動性にやや乏しい。 2015年12月に続いて、3回目の分売実施となっている。 東証1部に上場しているが、現在の株主数は基準を超えてはいるものの2部降格基準2,000名を少し上回っている2,178名(2016年9月現在)であり、株主数増加目的と思われる。 今期業績は震災復興工事需要などで売上10%増、営業利益8%増と、堅調な増収増益予想になっている。 3Q時点での進捗率は77%と順調に推移している。 年間配当は40円で利回りは0.87%ほど。 株主優待として、3月権利で100株以上でクオカード2000円分(1年以上保有は1.5倍、2年以上は2倍)の設定がある。 自己資本比率は90.3%、有利子負債0と財務は盤石。 株価は半年前は3500円近辺で安定していたが、ここ半年で徐々に下値を切り上げる理想的なチャートになっており、現在は1.5倍の4500円付近で取引されている。 分売日にかけて売られるのであれば押し目になりそう。 PER21.6倍、PBR1.60倍は非常平均並みの水準。 既に売り長で逆日歩が付いており、前回の分売も非常に高い利益が出たこと、最近の分売の堅調さから今回もそれなりに利益の出る展開になるのではと思われる。 3/2追記: 分売発表時より10%以上下げての実施となっている。 空売りもそれなりに入っており、買い戻し需要に加えてテクニカル的にも反発が予想される水準となっている。 2%割引はやや渋いが、値嵩株で値幅はしっかり取れそうなのでそれなりの利益は確保できそう。 ただし先日のビジョンのように、寄り天となれば下げも早そうなので、利確タイミングには注意したい。 |