田辺工業の立会外分売分析
銘柄名 | 【1828】 田辺工業 |
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市場 | 東証2部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善および流動性向上を目的とするものです。 |
スケジュール
発表日 | 2017/02/22 (水) |
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予定期間 | 2017/03/01 (水) ~ 2017/03/03 (金) |
実施日 | 2017/03/01 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,327 円 |
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分売枚数 | 1,100 枚 | 前日終値 | 1,572 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 1,541 円 |
PER | 16.07 倍 | 割引率 | -1.97 % |
PBR | 0.76 倍 | 発表日比 | 16.13 % |
株式情報
発行済株数 | 5,364,000 株 | 時価総額 | 8,266 百万円 |
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浮動株数 | 761,688 株 | 浮動株総額 | 1,174 百万円 |
分売株数 | 100,000 株 | 分売総額 | 154 百万円 |
前日出来高 | 62,400 株 | 出来高/分売数 | 62.40 % |
対株式数比 | 1.86 % | 浮動株比率 | 14.20 % |
対浮動株比 | 13.13 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに300枚程度はあるので流動性はそこそこ。 東証1部にいてもおかしくないが、株主数が1部基準の半分以下で、上限株数的に今回も増やすつもりがなさそうなため、単なる大株主の株式売却ではないかと考えられる。 2月9日に3Q決算を発表しているが、通期業績に対する進捗率は118%と既に通期予想を大幅に超過している。 受注に左右される傾向があるため、この会社は業績予想が保守的となっており、昨年も通期はかなり上振れしている。 また、3月末日での1:2の株式分割を同日発表している。 会社発表の通期予想はあてにならないので、4Q単体が赤字にならないと仮定して3Q決算時点でEPSから計算すると、PER7.76倍、PBR0.67倍と非常に割安な水準となっている。 年間配当は20円で利回りは1.3%ほど。株主優待はない。 株主還元策が乏しいのが非常にもったいない。 株価は昨年の700円台から2月上旬までは1000円まで徐々に上昇しており、前述の3Q決算発表でストップ高を付け、そのまま1300円台で安定して推移している。 流動性もそれなりにあり、第一に株価水準がかなり割安なため割安株投資の観点で中長期も狙えそう。 分売数量も少ないので、安定した利益が期待できそう。 2/28追記: 分売発表後には注目度が高くなった影響か急騰しており、一時1600円を伺う状況にまでなっている。 割引率は渋いが、割安株投資の観点から一定の買い需要はありそうで、あまり下値を押す方向は考えづらい。 短期よりも中期的に狙う方が面白そうな気がする |