中京銀行の立会外分売分析
銘柄名 | 【8530】 中京銀行 |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当行株式の流動性向上および株主数の増加を図るため |
スケジュール
発表日 | 2017/02/15 (水) |
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予定期間 | 2017/02/22 (水) ~ 2017/02/28 (火) |
実施日 | 2017/02/22 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,350 円 |
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分売枚数 | 1,000 枚 | 前日終値 | 2,341 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 2,305 円 |
PER | 21.25 倍 | 割引率 | -1.54 % |
PBR | 0.78 倍 | 発表日比 | -1.91 % |
株式情報
発行済株数 | 21,745,958 株 | 時価総額 | 50,124 百万円 |
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浮動株数 | 2,196,342 株 | 浮動株総額 | 5,063 百万円 |
分売株数 | 85,000 株 | 分売総額 | 196 百万円 |
前日出来高 | 34,000 株 | 出来高/分売数 | 40.00 % |
対株式数比 | 0.39 % | 浮動株比率 | 10.10 % |
対浮動株比 | 3.87 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに50枚程度と流動性はやや低い。 2016年3月に続いて2回目の分売実施となっている。 株式併合を実施しており、発行済株式は1/10になる代わりに単元株が100株になっており、単元株に実質的な変更はない。 前回と同様に分売目的に株主数の増加とはあるものの、東証1部水準を2倍以上クリアしており、その必要はなさそう。 分売株数も発行済株数の1%未満で、非常に少ない。 業績面ではマイナス金利による利ざや低下の影響を受けており、今期経常収益は27%の減益となる見込み。 それでも3Q決算時点での進捗率は95.4%もあり、昨年と比較しても会社予想はやや保守的であるように考えられる。 配当は年間40円の利回りは1.7%ほど。株主優待として3月権利で、金利優遇の定期預金や、300株以上を1年以上保有で3,000円相当の株主優待品の設定がある。 PER16.6倍、PBR0.46倍の水準は市場平均並み。 株価はここ半年ほどずっと2300-2400円の狭いレンジで安定しており、ボラティリティは非常に低い。 3%ディスカウントであれば値ごろ感は大きい。 証金残はすでに-2万株程度の売り長になっている。 貸借銘柄で分売数量も少なく、値幅もそれなりに取れそうなので、昨年同様に安定した利益は確保できそう。 2/21追記: 前日までは売り込まれていたが、引けにかけて不自然な吊り上げがされており、前回と並んで割引率1.5%とよほど安値で売却したくない売出主だろうと思われる。 利益は出るには出るだろうが、そこまでではなさそうなのであまり期待はしないほうがいいかもしれない。 |