フィル・カンパニーの立会外分売分析

銘柄名 3267】 フィル・カンパニー
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 株式の流動性の向上及び株主数増加を図るため

スケジュール

発表日 2017/02/13 (月)
予定期間 2017/02/22 (水) ~ 2017/02/24 (金)
実施日 2017/02/22 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 3,805 円
分売枚数 600 枚 前日終値 4,110 円
申込上限 1 枚 分売価格 3,986 円
PER 55.45 倍 割引率 -3.02 %
PBR 38.38 倍 発表日比 4.76 %

株式情報

発行済株数 2,339,000 株 時価総額 9,323 百万円
浮動株数 - 株 浮動株総額 - 百万円
分売株数 80,000 株 分売総額 319 百万円
前日出来高 461,500 株 出来高/分売数 576.88 %
対株式数比 3.42 % 浮動株比率 - %
対浮動株比 - %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに500枚以上と流動性は非常に高い。

2016年11月に東証マザーズに上場している。

東証2部であれば既に基準を満たしているのでいつでも市場変更ができそうだが、1部には株主数と流通株式数要件、利益合計額要件が不足しているためまだ厳しそう。

2016年11月末現在の株主数は1,449名であり、1部にはいずれにしても2,200名以上必要なためその下準備か。

来期予想は売上26%増、営業利益21%増の予想にはなっているが、最終益は税負担等によりやや減益の見込み。

PER59.3倍、PBR14.6倍の株価はかなり割高に見える。

配当は無配で株主優待もなく、株主還元に乏しい。

株価は上場後の初値を付けてからは一時2700円台まで下落していたが、現在は3700円前後まで下値を切り上げている。

ファンダ的にはこの水準からは買いづらく、グロース的にもそれほどの成長株というわけでもなさそう。

流動性はそれなりにあるので捌けそうだが、値嵩株の分売はあまりいい思い出がないので、利益も大きそうだが値動き次第では損失になる可能性もあり注意が必要。

2/21追記:

前々日に10%近く上昇し、前日に-6%の下落でディスカウント分も考慮すると往って来いの状態になっている。

板の厚さを考慮すると支えきれそうでリターンも大きそうだが、やはりリスクも大きいので当日朝に判断したい。

このパターンは、先日のストライクのような展開を想像するので、割れたらあっさりと逃げる準備で動きたい。

当日の値動きを見えない人には参加はおすすめしない。

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