アグレ都市デザインの立会外分売分析

ただし、何らかの理由で市場第二部への市場変更の基準を満たさないと判断された場合には、市場第二部への市場変更は承認されない可能性があります。

板・出来高ともに200枚程度とまずまずの流動性。

2016年3月にJASDAQに上場している。

分売目的のとおり東証2部上場申請を行っており、2016年9月末現在の株主数742名を基準の800名以上にする必要がある。

その他の要件は満たしているため問題はなさそう。

今期業績は売上32％増、営業利益15％増の増収増益予想だが、3Q時点の進捗率は55.7％と通期は未達懸念がある。

年間配当は35円で利回り3.3％ほど。株主優待はない。

PER8.81倍、PBR1.59倍の株価は不動産業の中ではやや割安だが、前述の通り通期業績次第のため何とも言えない。

株価は上場から1年経つが、800-1100円前後であまり変動もなく、一時1200円台まで上昇する局面もあったが、3Q決算の失望売りで1000円割れまで反落している。

今期の業績に期待できなくとも来期以降の成長性次第では十分に買える局面であるので、1000円割れの水準であれば配当利回り的にも仕込むにはよさそうな水準に思える。

300枚ではまず配分されないが、ぜひ参加したい。

2/27追記：

分売発表後には1000円台後半まで下値を切り上げているが、分売数量の絶対量が少ないので、特に問題はなさそう。