アイドママーケティングコミュニケーションの立会外分売分析

銘柄名 9466】 アイドママーケティングコミュニケーション
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 平成28年12月16日開催の取締役会において、東京証券取引所本則市場(市場第一部又は市場第二部)への市場変更申請を今期(平成29年3月期)中に行う旨の決議をしております。

今回の立会外分売は、本則市場への市場変更における形式要件である株主数や流通株式比率の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図ることを目的として行うものであります。ただし、形式要件の充足を含め、何らかの理由で本則市場への市場変更の基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が承認されない可能性があります。

スケジュール

発表日 2016/12/16 (金)
予定期間 2017/01/11 (水) ~ 2017/01/13 (金)
実施日 2017/01/11 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 568 円
分売枚数 12,300 枚 前日終値 580 円
申込上限 10 枚 分売価格 566 円
PER 19.65 倍 割引率 -2.41 %
PBR 6.15 倍 発表日比 -0.35 %

株式情報

発行済株数 13,520,000 株 時価総額 7,652 百万円
浮動株数 1,892,800 株 浮動株総額 1,071 百万円
分売株数 675,000 株 分売総額 382 百万円
前日出来高 172,600 株 出来高/分売数 25.57 %
対株式数比 4.99 % 浮動株比率 14.00 %
対浮動株比 35.66 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板・出来高ともに300枚程度はあり流動性はそこそこ。

2016年8月に続いて2回目の分売実施となる。

2016年3月にマザーズに上場しており、分売理由のとおり今年度中に市場変更申請をすると書かれているため、1年ルールでの3月頃の東証1部指定替えの可能性が高い。

分売理由には株主数増加とはあるが既に1部基準は満たしており、これ以上増やす必要性はなさそう。

その代わりに流通株式比率が現在29.2%程であり、この分売後は34.2%程度になる計算となる。ただし1部基準は35%以上なので、指定替え時に再度公募か分売の可能性はある。

今期業績は1割程度の増収増益の見込み。

2Q決算時点の進捗率は57.3%と順調そうに見える。

年間配当は5円で利回り0.9%程。株主優待はない。

PER14.5倍、PBR2.77倍の株価は市場平均並み。

株価は上場時から1年間概ね550円±100円で推移しており、マザーズ銘柄の割にはボラティリティは低い方。

ただし前回の分売日前日にも不自然な釣り上げがあり、売れ残り案件の分売だったためどうも良い印象がない。

今回も株数が多く、損失が出る可能性も考えて参加しない方が良さそうな感じがする。

1/10追記:

前回のような吊り上げはなかったが、前日終値近辺での買い支えがされていそうな値動きがあった。

朝の気配次第では少量参加しても良さそうだが、元からの値幅が少ないこともあってやはり微妙そう。

中長期では程よい押し目を形成しそうなので、売り一巡後の値動きにも注目しておきたい。

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