アイビーシーの立会外分売分析
銘柄名 | 【3920】 アイビーシー |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況改善及び流動性の向上を図り、留保金課税対象となる特定同族会社の認定を外すことを目的とするものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2016/12/12 (月) |
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予定期間 | 2016/12/19 (月) ~ 2016/12/22 (木) |
実施日 | 2016/12/19 (月) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,221 円 |
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分売枚数 | 5,300 枚 | 前日終値 | 1,114 円 |
申込上限 | 20 枚 | 分売価格 | 1,086 円 |
PER | 43.99 倍 | 割引率 | -2.51 % |
PBR | 12.41 倍 | 発表日比 | -11.06 % |
株式情報
発行済株数 | 5,465,600 株 | 時価総額 | 5,936 百万円 |
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浮動株数 | 1,257,088 株 | 浮動株総額 | 1,365 百万円 |
分売株数 | 270,000 株 | 分売総額 | 293 百万円 |
前日出来高 | 59,600 株 | 出来高/分売数 | 22.07 % |
対株式数比 | 4.94 % | 浮動株比率 | 23.00 % |
対浮動株比 | 21.48 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに300枚程度はあって流動性はそこそこ。 11月28日に東証マザーズから東証1部に昇格している。 社長およびその資産管理会社が51.5%を保有しているため特定同族会社扱いとなり、留保金課税の対象となっている。 それを避けるために特定同族会社とならないように、保有割合を50%未満に引き下げるための分売実施となっている。 この手のパターンは半年ほど前の日本システムウエアであったが、売却自体が目的のため需給悪化を招きやすい。 来期業績予想は売上は14%増だが、設備投資などで経常利益37%源と一時的な減益予想となっている。 PER47.7倍、PBR4.34倍の株価は割高感がある。 配当は無配、株主優待は現時点では設定がない。 分売総額3億円規模で発行済株式の5%近い株式の放出は需給悪化を招き、損失が出る可能性もありそう。 成長性や還元性などからもこの銘柄を買う魅力は乏しいが、分売発表以降売り込まれれば反発の可能性もある。 需給が読めないので当日朝の気配次第で判断したい。 12/17追記: 発表日よりも1割ほど売り込まれており、出来高もあるので若干の利益は出そうな感じがする。 ただし割高株なので、昨今の状況を踏まえても底抜けをするようなら手早く手仕舞いするのが正解そう。 |