エスティックの立会外分売分析

板・出来高ともに100枚程度と流動性はまずまず。

マザーズ上場10年ルールにより東証2部上場を選択し、8月1日付けで東証2部への市場変更がなされている。

東証1部基準に関しては、2016年3月末の株主数が946名なので、その方向は現時点では考えられなさそう。

会社予想で通期業績は売上1割増、最終利益2割増と好調で、1Q決算時点でも半期業績に対しての進捗率84.5％、通期業績に対して43.7％と今後の上方修正も期待できる。

PER9.02倍、PBR1.21倍の株価は割安感がある。

配当は年間85円で利回り2.2％ほど、株主優待はない。

株価は年初からは2200円で推移されていたが、1Q決算発表後に急騰しており、一時は4600円台を付け、その後は反落して現在では3000円台後半で取引されている。

分売数量はそれほど多くないが、値嵩株は売りが出やすいことから短期目線では利益が出るかは微妙な水準。

ただし、中長期投資の観点ではちょうどいい押し目となりそうなので、その目的で購入するにはよさそう。

9/28追記：

最終判断は当日朝の気配次第だが、元からの割安感と分売数量の少なさから意外と堅調な展開もありそう。