ヨシックスの立会外分売分析

なお、当社は本日、当社株式の東京証券取引所及び名古屋証券取引所市場第一部への指定承認をいただいております。

板は100枚程度だが出来高は500枚程度はある。

本分売実施を条件に9月29日付けで東証1部昇格の承認がなされている。5月24日に実施の分売と合わせて、流通株式比率35.3％程度の計算となり1部条件の35％は超える予定。

2016年3月末の株主数は1,899名で、分売実施後のみなし株主数はこちらも1部基準の2,200名は達成見込み。

また、同時に増配と優待内容改善の発表もしている。

8月には通期業績予想の上方修正も発表しており、会社予想ベースで売上17％増、経常利益11％増と増収増益予想。

年間配当は12円の利回りは0.7％ほど。株主優待として100株で3月9月権利に各3,000円分の食事券の設定がある。

PER19.7倍、PBR4.61倍はそれほど割高感はない。

株価はややボラティリティが高く、安値1200円-高値2000円圏の範囲で、直近では底を打ち上昇相場に見える。

当日までにもう少し出来高が増えてくるようであれば、優待取り需要もありそうなので、打診買い程度に参加したい。

9/26追記：

出来高は増えたものの、ディスカウント率が渋くこの分売数量ではやや厳しそうな気がする。悪くはないが優待取り以外では参加メリットを見いだせないため、見送り方向としたい。