市進ホールディングスの立会外分売分析

銘柄名 4645】 市進ホールディングス
市場 JASDAQ
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため。

スケジュール

発表日 2016/08/17 (水)
予定期間 2016/08/24 (水) ~ 2016/08/29 (月)
実施日 2016/08/24 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 361 円
分売枚数 7,100 枚 前日終値 319 円
申込上限 100 枚 分売価格 310 円
PER 283.36 倍 割引率 -2.82 %
PBR 6.62 倍 発表日比 -14.13 %

株式情報

発行済株数 10,450,888 株 時価総額 3,240 百万円
浮動株数 1,180,950 株 浮動株総額 366 百万円
分売株数 300,000 株 分売総額 93 百万円
前日出来高 44,200 株 出来高/分売数 14.73 %
対株式数比 2.87 % 浮動株比率 11.30 %
対浮動株比 25.40 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板・出来高ともに100枚程度と流動性はやや低い。

毎年夏頃に分売をしており、今年で3回目の実施となる。

創業者の梅田威男氏とその資産管理会社の株式会社あけぼの事務所が共同保有しており、ここ数年持分を減らしている。

株数も昨年と同じなので、今回も例年通りと思われ、その場合は現時点の持分23.78%が分売後は20.91%まで減る。

学習塾経営だが少子化や競争激化などで今期の業績予想も売上はほぼ横ばいだが利益半減と先行きは厳しそう。

配当は年間10円の利回りは2.7%。株主優待は2月権利で10,000円相当の割引優待券の設定がある。

優待換金価値は高く、500株保有の利回りは6%程度ある。

有利子負債が多く自己資本比率16.3%は心許ない。

株価水準はPER33.0倍、PBR2.16倍と割高感がある。

株価は上下50円程の値幅はあるが、徐々に底値を切り上げてきており、年初の280円から現在は360円まで上昇。

普段の出来高からは需給面は厳しそうなことと、株価が安すぎて手数料負けの可能性が高いため参加は推奨しない。

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