竹本容器の立会外分売分析
銘柄名 | 【4248】 竹本容器 |
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市場 | 東証2部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 最近の当社株式の出来高等の状況を鑑み、株式分布状況改善および流動性向上を目的として大株主からの放出による株式の立会外分売を実施するものです。 |
スケジュール
発表日 | 2016/08/10 (水) |
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予定期間 | 2016/08/26 (金) ~ 2016/09/01 (木) |
実施日 | 2016/08/26 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,641 円 |
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分売枚数 | 1,900 枚 | 前日終値 | 1,708 円 |
申込上限 | 2 枚 | 分売価格 | 1,674 円 |
PER | 93.66 倍 | 割引率 | -1.99 % |
PBR | 2.84 倍 | 発表日比 | 2.01 % |
株式情報
発行済株数 | 5,682,200 株 | 時価総額 | 9,512 百万円 |
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浮動株数 | 539,809 株 | 浮動株総額 | 904 百万円 |
分売株数 | 100,000 株 | 分売総額 | 167 百万円 |
前日出来高 | 22,900 株 | 出来高/分売数 | 22.90 % |
対株式数比 | 1.76 % | 浮動株比率 | 9.50 % |
対浮動株比 | 18.53 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板は50枚、出来高は平均20枚程度と流動性は低い。 2014年12月に東証2部に上場している。分売発表とセットで、12月権利にて「当社が企画・開発・製造したオリジナルボトルに封入した地元浅草のお菓子」の株主優待の新設発表をしており、株主数増加などの目的が考えられる。 2015年12月末時点の株主数は1,802名であり、本分売後のみなし株主数は1部基準の2,200名達成の見込み。 それ以外の1部要件は概ね満たしているように思われる。 今期業績予想は、円高の影響などから売上高はほぼ横ばいだが、最終利益は-5.6%の会社予想となっている。 ただし、8月5日に第2四半期決算業績を上方修正している。 通期業績は為替の影響などが不透明ということで実質据え置きとなったが、2Q時点の進捗率61.4%からすると会社予想はやや保守的で上方修正の可能性は残っている。 年間配当は28円で利回りは1.7%ほど。 株価はPER12.1倍、PBR1.71倍と概ね妥当な水準だが、東証1部となればもう少し上昇余地はありそう。 株価は年初以降は1600-1800円のレンジでほとんど安定しており、ボラティリティは比較的低い感じがする。 分売数量も少なく、上限2枚とまとまった売りは出にくいことから、ある程度の利益は出ると考えられる。 浮動株も多くなく、1部昇格もそう遠くないと思われることから、そのまま放置していても面白そう。 |