アクセルマークの立会外分売分析

本立会外分売に関して、当社の主要株主である株式会社セプテーニ・ホールディングスから、その保有する当社株式について売却意向の連絡を受けております。

板は300枚、出来高500枚程度と流動性はやや高い。

今回も引き続き親会社のセプテーニHDによる分売で、この分売後の同社の持分は45％→40％まで低下する。

基本的な評価は前回の分売時と変わらず厳しい状況。

非開示だった通期業績予想を発表し、先行投資名目なものの営業赤字3.5億円と実質的に下方修正をしている。

株価水準はPER算出不能、PBRは今期の赤字分を考慮すると実質的には4.3倍程度と現状では割高感がある。

やはり前回の分売前の急騰や分売自体で浮動株が増加したことにより株価は軟調になっており、前回の分売時1800円前後だった株価は3ヶ月で3割近く下落し、現在は1200円ほど。

信用残も整理されておらず、需給面でも上がる要素はない。

前回の分売同様に損失が出る可能性が高いと予想する。

8/17追記：

分売発表から1割以上下げており、テクニカル的には反発が予想される水準で短期の底値圏に思える。

朝の気配を見て、打診買い程度に参加を検討したい。