アシードホールディングスの立会外分売分析
銘柄名 | 【9959】 アシードホールディングス |
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市場 | 東証2部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況改善及び流動性向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2016/05/20 (金) |
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予定期間 | 2016/05/27 (金) ~ 2016/06/01 (水) |
実施日 | 2016/05/27 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 720 円 |
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分売枚数 | 3,100 枚 | 前日終値 | 740 円 |
申込上限 | 20 枚 | 分売価格 | 726 円 |
PER | 60.12 倍 | 割引率 | -1.89 % |
PBR | 6.68 倍 | 発表日比 | 0.83 % |
株式情報
発行済株数 | 13,495,248 株 | 時価総額 | 9,798 百万円 |
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浮動株数 | 944,667 株 | 浮動株総額 | 686 百万円 |
分売株数 | 250,000 株 | 分売総額 | 182 百万円 |
前日出来高 | 300 株 | 出来高/分売数 | 0.12 % |
対株式数比 | 1.85 % | 浮動株比率 | 7.00 % |
対浮動株比 | 26.46 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板は50枚、出来高は1桁と流動性に問題がある。 2年ぶり3回目の分売実施であり、両方ともに短期・中期とも酷い結果で、当時からも流動性は変わっていない。 最良気配値が10円以上開いていることもざらにあり、普通の売買をするだけでも目的の値段で取引しづらい。 株数的には筆頭株主の会長の資産管理会社または会長の保有する株式の売却であると考えられる。 自販機市場縮小の影響で売上がやや減少傾向にあり、なんとか利益面は横ばいなものの先行きは厳しそう。 売上高営業利益率が2%程度と低く、借入金が多い割には現預金が少ないためあまり安定しているとは言いがたい。 配当は年間8円で利回りは1%ほど。3月権利で500円相当のクオカードの設定があり、総合利回りは1.7%程度。 株価水準はPER41.5倍、PBR2.1倍と業績比で割高。 株価は過去1年間ずっと700円前後で取引されており、ごく僅かづつではあるが上昇傾向にある。 割高な上に今後の成長性にも期待しづらく、流動性に問題があることから基本的には見送りとしたい。 5/26追記: 前日出来高は前場引けの500株のみでその他ザラバでの取引は一切なかった。分売価格が買い気配より高いようでは誰も申し込まず、売れ残りが発生することも考えられる。 |