リリカラの立会外分売分析

本立会外分売に関して、当社の主要株主である筆頭株主の豊田通商株式会社から、同社が保有する当社株式について売却意向の連絡を受けており、約定結果によっては当社の主要株主である筆頭株主の異動が発生する可能性があります。主要株主である筆頭株主の異動の発生を認識した場合、速やかにお知らせいたします。

板は100枚、出来高は50枚程度と流動性はやや低い。

3月2日に続いて、筆頭株主であり14.43％を保有する豊田通商による資本提携の解消に伴う段階的な株式の売却に伴う分売で、分売後の保有割合は9.43％に低下する。

前期業績は大型改装案件の請負工事が好調だったことにより想定超の利益となったが、今期はその効果の剥落により減収減益予想で、最終益はほぼ半分の減益予想となっている。

株価水準はPER7.1倍、PBR0.23倍と割安である。

配当は無配、株主優待として12月権利で自社取扱商品（2015年度は「5年連用日記」）がある。

前回の分売でも前日出来高などから微妙そうな結果に見えたが、実際は売り一巡後は切り返したので、当日までにある程度売り尽くされるようであれば参加してもよさそう。