コンドーテックの立会外分売分析

板は100枚程度、出来高は300枚程度とやや流動性は低い。

保有株数の合致する第9位株主の(株)藤勝興産または(株)藤登興産による放出ではないかと考えられる。

建設資材の販売会社のため、復興需要などにより小幅ではあるが3期連続増収増益で過去最高益を連続更新している。

今期の業績も引き続き堅調な利益が予想される。

ちょうど3月に熊本営業所を開設しており、熊本地震の復興需要面でも営業面の伸びが期待できる。

株価水準はPER8.75倍、PBR0.98倍と割安感がある。

年間配当は23円の利回りは3.0％、株主優待として3月権利で100株以上におこめ券2kg分で総合利回り4.1％ほど。

株価は3月まで2年間700-800円圏で推移していたが、現在は上にブレイクして850-950円で取引されている。

分売発表後は800円割れの水準まで売られている。

中長期のチャートでも少しづつ下値を切り上げてきており、堅調な業績と割安さから程よい押し目になりそう。

ただし、やや分売数量が多いのと、先月の一件により空売りが入りにくそうなので積極的には参加しづらい。

5/31追記：

分売発表からの下落率は10％を超えており、割安感も出てきているので、この水準であれば堅調に推移しそう。