メディシノバ・インクの立会外分売分析

板は1000枚、出来高は2000枚程と流動性は高い。

JASDAQ外国株のバイオベンチャー。

株数的には第3位株主で80万株を保有するキッセイ薬品工業株式会社による放出ではないかと考えられる。

バイオベンチャー故に売上高は通年0で研究開発費がかかるため、業績的には毎年多額の赤字が通常となっている。

業績面および財務面、株主還元についての一般的な評価は適用できないため今回は差し控えたい。

株価は昨年10月頃の300円台を底に、4月に直近高値1100円と3倍以上に急騰している。

その後は反落して現在は600円台で推移している。

流動性はそれなりにあるものの、やはり分売株数が多いため当面の上値については重い展開が予想される。

バイオ株故に何らかの優位性を見出して中長期投資するつもりがなければ短期的には見送りとしたい。