エスクロー・エージェント・ジャパンの立会外分売分析
銘柄名 | 【6093】 エスクロー・エージェント・ジャパン |
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市場 | 東証2部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件である株主数の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善および流動性向上も目的とするものです。ただし、何らかの事情により本則市場上場の基準を満たさないと判断された場合には、同変更は認められない可能性があります。 |
スケジュール
発表日 | 2016/05/10 (火) |
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予定期間 | 2016/05/19 (木) ~ 2016/05/26 (木) |
実施日 | 中止 |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,336 円 |
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分売枚数 | 500 枚 | 前日終値 | - |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | - |
PER | 114.88 倍 | 割引率 | - |
PBR | 5.91 倍 | 発表日比 | - |
株式情報
発行済株数 | 4,094,000 株 | 時価総額 | 5,470 百万円 |
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浮動株数 | 1,514,780 株 | 浮動株総額 | 2,024 百万円 |
分売株数 | 30,000 株 | 分売総額 | 40 百万円 |
前日出来高 | - 株 | 出来高/分売数 | - % |
対株式数比 | 0.73 % | 浮動株比率 | 37.00 % |
対浮動株比 | 1.98 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに100枚程度と流動性はまずまず。 2016年2月2日にJASDAQから東証2部に昇格している。 分売目的に東証1部への市場変更とあるが、直近2016年2月末現在では株主数2,248名、流通株式比率52.8%、流通株式数21,640単位とかなり際どいが基準を満たしている。 そのため、会社側により制御が難しい株主基準数が心許ないための株主数増加を図るためと考えられる。 金融機関からのBPO業務主体で固定資産が必要なく、概ね売上高に比例して利益が増えている。 前期業績は売上高4割増、利益倍増のすばらしい増収増益で着地しているが、今期は微増に留まる業績予想。 財務面でも有利子負債0で自己資本比率88.3%、総資産の大半が現預金と、鉄壁の財務体質といえる。 株価水準はPER19.5倍、PBR3.13倍と概ね妥当な水準ではあるが、今後の成長性次第で上値余地はある。 配当は2月期末一括配当の20円で利回りは1.3%ほど。 株主優待として2月にクオカード1000円分の設定があり、配当と合わせた総合利回りは2.2%ほど。 株価は直近では1200-1400円のレンジ相場となっている。 出来高に対しての分売数量も少なく、まとまった売りも出づらいこと、1部昇格要素もあって基本参加したい。 |