東京個別指導学院の立会外分売分析
銘柄名 | 【4745】 東京個別指導学院 |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社株式の分布状況改善及び流動性向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2016/04/14 (木) |
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予定期間 | 2016/04/22 (金) ~ 2016/04/27 (水) |
実施日 | 2016/04/27 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 773 円 |
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分売枚数 | 57,500 枚 | 前日終値 | 723 円 |
申込上限 | 100 枚 | 分売価格 | 712 円 |
PER | 154.72 倍 | 割引率 | -1.52 % |
PBR | 4.30 倍 | 発表日比 | -7.89 % |
株式情報
発行済株数 | 54,291,435 株 | 時価総額 | 38,656 百万円 |
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浮動株数 | 1,791,617 株 | 浮動株総額 | 1,276 百万円 |
分売株数 | 2,600,000 株 | 分売総額 | 1,851 百万円 |
前日出来高 | 514,700 株 | 出来高/分売数 | 19.80 % |
対株式数比 | 4.79 % | 浮動株比率 | 3.30 % |
対浮動株比 | 145.12 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに500枚はあり、流動性は充分ある。 分売数量が年数回あるかの1万枚を超えており、分売総額20億円規模からみても需給インパクトは非常に大きい。 特定株だけで91.9%となっており、元から浮動株が非常に少ない中でかなりの数量が市場に放出されることとなる。 創業者の馬場信治氏および資産管理会社の有限会社エス・ビーアセット・マネジメントが昨年頃にかけて株式を買い増しており、現在は発行済株式の25%を保有している。 親会社のベネッセHLDが放出するとは考えづらいため、上記大株主からの分売と考えるのが妥当である。 今期業績も大幅な増収増益で着地しており、来期についても+20%以上の増収増益予想と期待できる。 株価水準はPER23.2倍、PBR4.73倍とやや割高感はある。 配当は年間26円で利回りは3.6%ほど、株主優待は株数に応じて割引券の設定はあるが価値は低い。 株価は年初600-700円レンジで推移していたが、直近では上にブレイクして800円手前で取引されている。 分売発表による需給悪化懸念である程度は調整すると思われるので、空売りの反動に期待したい。 既に売り長で逆日歩も付いているため、売り禁にならなければ値幅は取れないが若干の利益は出るか。 4/26追記: 散々引っ張った挙句、最終日実施となり踏み上げで株価はあまり割安感はない。割引率も低いため、本日のPIの分売結果も踏まえ、基本的には見送り方向としたい。 |