サイバーコムの立会外分売分析

銘柄名 3852】 サイバーコム
市場 東証2部
信用区分 信用
実施目的 当社は当社株式の東京証券取引所市場第一部銘柄指定の申請を行っており、今回の立会外分売は一部指定における形式要件である株主数の充足を図るために行うものであります。

ただし、形式要件の充足を含め、何らかの理由で市場第一部銘柄指定の基準を満たさないと判断された場合には、市場第一部銘柄指定は承認されない可能性があります。

スケジュール

発表日 2016/03/09 (水)
予定期間 2016/03/25 (金) ~ 2016/03/28 (月)
実施日 2016/03/25 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,204 円
分売枚数 6,200 枚 前日終値 1,360 円
申込上限 5 枚 分売価格 1,320 円
PER 50.70 倍 割引率 -2.94 %
PBR 3.03 倍 発表日比 9.63 %

株式情報

発行済株数 8,021,600 株 時価総額 10,589 百万円
浮動株数 1,131,046 株 浮動株総額 1,493 百万円
分売株数 400,000 株 分売総額 528 百万円
前日出来高 263,600 株 出来高/分売数 65.90 %
対株式数比 4.99 % 浮動株比率 14.10 %
対浮動株比 35.37 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに1000枚以上あって流動性は申し分ない。

分売目的の通り東証1部昇格目的で、2015年9月末現在の株主数は1,650名であり、分売実施後のみなし株主数は2,450名と1部基準の2,200名は満たしてくる予定。

時価総額・流通株式数・流通株式比率などその他の条件面は既に概ね満たしているように思われる。

2012年を底として、4期連続増収増益となっている。

今期業績も最終利益ベースで+20%近い増益予想で、3Q決算時点での進捗率は87%と良好な水準になっている。

財務は自己資本比率60.4%、有利子負債0は評価できる。

成長性を評価しても、現状の株価水準PER29.9倍、PBR2.9倍では割高な水準にあるといえる。

株価は1月ごろまでは500円前後で安定していたが、その後仕手株化したことにより1500円をつけ乱高下している。

非常にボラティリティは大きいが、出来高は分売数量に対して充分あることから、短期では若干の利益は出そう。

ただ、中期的には下落方向に収束しておくと思われるので、現状の株価水準ではあまり保持し続けていたくはない。

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