藤田エンジニアリングの立会外分売分析
銘柄名 | 【1770】 藤田エンジニアリング |
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市場 | JASDAQ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況改善及び流動性向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2016/02/12 (金) |
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予定期間 | 2016/03/01 (火) ~ 2016/03/04 (金) |
実施日 | 2016/03/01 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 475 円 |
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分売枚数 | 3,600 枚 | 前日終値 | 444 円 |
申込上限 | 50 枚 | 分売価格 | 436 円 |
PER | 7.27 倍 | 割引率 | -1.80 % |
PBR | 0.96 倍 | 発表日比 | -8.21 % |
株式情報
発行済株数 | 11,700,000 株 | 時価総額 | 5,101 百万円 |
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浮動株数 | 2,948,400 株 | 浮動株総額 | 1,286 百万円 |
分売株数 | 150,000 株 | 分売総額 | 65 百万円 |
前日出来高 | 45,900 株 | 出来高/分売数 | 30.60 % |
対株式数比 | 1.28 % | 浮動株比率 | 25.20 % |
対浮動株比 | 5.09 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は50枚程度、出来高は1桁の日も多く流動性は低い。 筆頭株主の日東興産より、2015年8月に40万株、2016年2月に170万株の自己株式立会外買付を行っている。 自己株式立会外買付IRでは否定しているが、元相談役である藤田登が逝去のため、元代表だった日東興産を含めてしばらくの間は相続のための主要株主の異動が見込まれると考えられる。 東証2部昇格目的の事も考えられなくもないが、申込上限株数が大きいことから考えてもあまり想定しづらい。 今期業績は減収減益の予想で、3Q決算では貸倒引当金計上のため通期予想進捗率は35%と、下方修正懸念がある。 株価水準はPER7.34倍、PBR0.50倍と割安感はある。 配当は3月9月のそれぞれ8円ずつ(年間16円)の安定配当で利回り3.6%程度、株主優待の設定はない。 株価はほぼ500円前後を中心としたボックス相場で安定しており、長期ではゆっくりと下値を切り上げてきている。 今回の暴落の影響もほどんど受けていないが、流動性があまりにも低すぎるため今後の需給が見通しづらい。 実施日までに出来高が増えていれば打診買い程度に参加か。 ただ今後も大株主からの売出などあってもおかしくないので、結果がどうであれあまり長く保有はしていたくはない。 2/29 出来高と流動性はやや増えているが、割引率が低いため利益が出るかについては微妙。明日の朝の板を見て判断したい。 |