東計電算の立会外分売分析

銘柄名 4746】 東計電算
市場 東証スタンダード
信用区分 売禁
実施目的 当社の主要株主1名から一定数量の売却意向を受け、当社として検討した結果、当社株式の流通株式比率の向上および流動性向上を目的とするものです。

本立会外分売に関して、当社の主要株主である東京濾器株式会社が保有する当社株式について売却するものであり、約定結果によっては当社の主要株主の異動が発生する可能性があります。

主要株主異動の発生を認識した場合には、すみやかにお知らせいたします。

スケジュール

発表日 2025/12/15 (月)
予定期間 2025/12/23 (火) ~ 2025/12/25 (木)
実施日 -

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 4,105 円
分売枚数 8,500 枚 前日終値 -
申込上限 50 枚 分売価格 -
PER 90.84 倍 割引率 -
PBR 1.50 倍 発表日比 -

株式情報

発行済株数 18,700,000 株 時価総額 76,764 百万円
浮動株数 1,589,500 株 浮動株総額 6,525 百万円
分売株数 600,000 株 分売総額 2,463 百万円
前日出来高 - 株 出来高/分売数 - %
対株式数比 3.21 % 浮動株比率 8.50 %
対浮動株比 37.75 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに200枚程度と流動性はやや高い。

2025年5月以来、半年ぶり2回目の分売実施となっている。

元々の母体企業であり第2位株主で200万株を保有する東京濾器からの売却となっており、まだ売却が続く可能性がある。

分売発表同日に増配を発表しており、分売による需給悪化を緩和する狙いがあるとみられる。

今期業績は売上高+4%、営業利益+10%を見込んでおり、3Q時点での進捗率は76%と順調に推移している。

年間配当は167.5円で利回りは4.1%ほど。株主優待は12月権利でおこめ券2枚の設定があり総合利回りは4.3%ほど。

今年は大型案件が多かったため間隔が麻痺しているが、それでも20億円超となると今年2番目の規模でかなり大きい。

残念なことに値決め日に売り禁となってしまい、それまでに入った空売りだけで売り需要を支えきれるかが問題となる。

ある程度は空売りが入っているものの、売り禁によって分売価格が釣り上がってしまうことが最大の懸念事項といえる。

この規模で売り禁は前例がないことも考慮して、権利日が近いことで買い需要はありそうだが慎重姿勢でいきたい。

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