ポールトゥウィンホールディングスの立会外分売分析

銘柄名 3657】 ポールトゥウィンホールディングス
市場 東証プライム
信用区分 貸借
実施目的 株主からの上記株式数の売却意向を踏まえ、発行会社として検討した結果、株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。

なお、株式市場の急激な変動等により本取引の実施が困難となった場合には、本取引は中止又は延期となる可能性があります。

スケジュール

発表日 2025/10/21 (火)
予定期間 2025/10/29 (水) ~ 2025/10/31 (金)
実施日 2025/10/29 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 339 円
分売枚数 4,300 枚 前日終値 329 円
申込上限 30 枚 分売価格 320 円
PER 37.99 倍 割引率 -2.74 %
PBR 4.01 倍 発表日比 -5.60 %

株式情報

発行済株数 38,156,000 株 時価総額 12,210 百万円
浮動株数 2,861,700 株 浮動株総額 916 百万円
分売株数 215,000 株 分売総額 69 百万円
前日出来高 - 株 出来高/分売数 - %
対株式数比 0.56 % 浮動株比率 7.50 %
対浮動株比 7.51 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに1,000枚程度と流動性は高い。

この流動性でわざわざ分売で捌かなくてもいいものをあえて売る場合には会長などから事業承継絡みの売却と思われる。

今期業績は下方修正して売上高-5%、営業利益+43%を見込んでいるものの、2Q時点では赤字と計画通りかは不透明。

年間配当は16円で利回りは5.0%ほど。株主優待はない。

PER35.7倍、PBR0.84倍の株価水準はやや割高感がある。

株価はここ数年間は下落基調にあり、数年前の株価4桁は見る影もないほどに300円台まで下落しきってしまっている。

これだけ流動性が高くプライム市場の貸借銘柄となれば需給面ではまったく問題なく値動きは安定しそう。

配当利回り5%となる320円近辺には買い需要が多くあるため底堅く下値リスクは限定的で参加しやすい。

とはいうもののこれだけの低位株だと分売の旨味も対してなく、手間のかかる割には大した利益は出そうにない。

10/28追記:

発表日よりやや売り込まれており、分売価格は配当利回り5%ラインとなる320円となり買いの実需は期待できそう。

この流動性に対する分売数量も限定的で需給面ではまったく問題ないため底堅く推移するものと思われる。

当初よりは安定して手堅い利益が出るのではないか。

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