INGSの立会外分売分析

板・出来高ともに100枚程度と流動性はまずまず。

2024年9月にグロース市場に上場しており、タイミングと株主構成的に社長か資産管理会社からの売却と思われる。

分売でなくてもザラバで処分できそうな数量だが、公平性の観点から分売での処分になったものと思われる。

PER21.2倍、PBR3.68倍の株価水準はやや割高感がある。

配当は無配だが、2,8月権利で6ヶ月以上保有にて2,000円相当の食事優待券の設定がある。

株価は春先の2,000円台から徐々に下値を切り上げてきており、直近では3,000円台前半にて取引されている。

値嵩株ではあるもののこれだけの流動性があれば需給面では特段問題なく捌ききれるものと思われる。

テクニカル的にも節目の3,000円割れでは一定の買い需要が見込めそうであり、売りが一巡すれば戻りも期待できそう。

ただ指標的な割高さは否めないため、長期投資に向くかは微妙なところであり適度に処分するのがいいのではないか。

10/22追記：

発表日よりはやや売り込まれたが、アップティックで引けているため実質的な割引率は1.5％程度しかない。

分売価格は当日安値より高いため大した旨味もなく、値嵩株で売り物が出やすいことを考えても当初よりは期待薄。

分売数量は少ないためとりあえず損はなさそうに思われるものの、大して期待しない方がいいかもしれない。