アップコンの立会外分売分析
| 銘柄名 | 【5075】 アップコン |
|---|---|
| 市場 | 名証ネクスト |
| 信用区分 | 信用 |
| 実施目的 | 当社株式の流通株式比率の向上および流動性向上のため |
スケジュール
| 発表日 | 2025/10/01 (水) |
|---|---|
| 予定期間 | 2025/10/08 (水) ~ 2025/10/10 (金) |
| 実施日 | 2025/10/08 (水) |
分売情報
| 単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,485 円 |
|---|---|---|---|
| 分売枚数 | 2,900 枚 | 前日終値 | 1,410 円 |
| 申込上限 | 30 枚 | 分売価格 | 1,368 円 |
| PER | 57.40 倍 | 割引率 | -2.98 % |
| PBR | 5.51 倍 | 発表日比 | -7.88 % |
株式情報
| 発行済株数 | 4,237,200 株 | 時価総額 | 5,796 百万円 |
|---|---|---|---|
| 浮動株数 | 466,092 株 | 浮動株総額 | 638 百万円 |
| 分売株数 | 180,000 株 | 分売総額 | 246 百万円 |
| 前日出来高 | 700 株 | 出来高/分売数 | 0.39 % |
| 対株式数比 | 4.25 % | 浮動株比率 | 11.00 % |
| 対浮動株比 | 38.62 % |
参加評価
| 分売評価 | D | ||
|---|---|---|---|
| 評価コメント | 板・出来高ともに30枚程度と流動性に乏しい。 9月末を基準に1:3の株式分割を実施している。 2022年に名証ネクストに上場しているが、主幹事の誠意買いが弱く初値は公募価格を20%も割り込む展開となった。 今期業績は売上高横ばい、営業利益-31%を見込んでいるが、2Q時点で既に通期業績予想を超過している。 年間配当は未定だが、特別配当を含む前年同期並みと仮定すれば利回りは0.6%ほど。株主優待はない。 PER41.2倍、PBR4.06倍の株価水準は割高感がある。 株価は夏頃までは600円台だったが、名証IRエキスポに向けての期待買いか9月には1,500円台まで急騰している。 ただでさえ浮動株が2割もない中で発行済株式の4%近くもの分売となると需給面では捌ききれないと思われる。 まだ東証であればそれでも最低限の買い板は出るかもしれないが、名証となると買い手がどこまで集まるか怪しい。 バリュー株ならばともかく、この位置では浮動株が少ない需給だけで成り立っていた銘柄には厳しいのではないか。 10/7追記: 発表日以降では値決め日の出来高が一番少なく、まさかの後場出来高ゼロという驚異的な値決めとなっている。 ザラバ引けとなっているため買い板を基準とした割引率は0.9%程度しかなくまったく値ごろ感はない。 2年前の名証案件であるASNOVAでさえもう少しマシな流動性だったのに割れたことを踏まえると結果は言わずもがなとして、果たしてどれだけ参加者がいるのか注視したい。 |
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