マミーマートの立会外分売分析

銘柄名 9823】 マミーマート
市場 東証スタンダード
信用区分 信用
実施目的 一定数量の売却意向があり、発行会社として検討した結果、株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。

スケジュール

発表日 2025/09/12 (金)
予定期間 2025/09/19 (金) ~ 2025/09/25 (木)
実施日 2025/09/19 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 7,170 円
分売枚数 1,800 枚 前日終値 6,660 円
申込上限 20 枚 分売価格 6,461 円
PER 19.29 倍 割引率 -2.99 %
PBR 3.40 倍 発表日比 -9.89 %

株式情報

発行済株数 10,796,793 株 時価総額 69,758 百万円
浮動株数 1,122,866 株 浮動株総額 7,255 百万円
分売株数 100,000 株 分売総額 646 百万円
前日出来高 143,300 株 出来高/分売数 143.30 %
対株式数比 0.93 % 浮動株比率 10.40 %
対浮動株比 8.91 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は70枚、出来高100枚程度と流動性は低い。

2021年11月以来、4年ぶり3回目の分売実施となっている。

旧JASDAQ上場銘柄にありがちな株主構成となっており、大株主による持ち合い株式の処分によるものと考えられる。

今期業績は売上高+18%、営業利益+4%を見込んでおり、3Q時点での進捗率は90%と会社予想は保守的すぎる。

年間配当は100円で利回りは1.5%ほど。株主優待は3,9月権利で買物優待券や自社商品などの設定がある。

PER12.9倍、PBR1.56倍の株価水準は市場平均並み。

株価は8月頃まで5,000円台で取引されていたが、3Q決算発表を材料に上にブレイクして7,000円台で取引されている。

前々回は利益が出たが、前回は1割足らずしか売り物がなかったのに盛大に割れる結果となっており難易度が高い。

更に今回は値嵩株となっているため余計にハイリスク案件となり参加メリットが釣り合っているか微妙な案件。

よほど流動性が改善しない限りは見送りでもよさそう。

9/18追記:

発表日より500円近く売り込まれており、25日線割れの分売価格はやや過熱感はあるがまだ買える位置にある。

前回割れたのは流動性のなさに起因するものであり、その面ではこれだけ流動性が向上すれば検討の価値はある。

ただ結果的に参加者の増加と値嵩株故にリスク回避の動きから寄り売りが多ければ微妙な結果になることは否めない。

朝の気配次第での参加判断とすることにしたい。

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