ビーブレイクシステムズの立会外分売分析

銘柄名 3986】 ビーブレイクシステムズ
市場 東証グロース
信用区分 信用
実施目的 当社株主より一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、スタンダード市場への市場区分変更を見据えて、当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を目的として行うものであります。

スケジュール

発表日 2025/08/21 (木)
予定期間 2025/08/28 (木) ~ 2025/09/04 (木)
実施日 2025/08/28 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,499 円
分売枚数 1,200 枚 前日終値 1,340 円
申込上限 25 枚 分売価格 1,299 円
PER 119.80 倍 割引率 -3.06 %
PBR 1.46 倍 発表日比 -13.34 %

株式情報

発行済株数 1,536,960 株 時価総額 1,997 百万円
浮動株数 - 株 浮動株総額 - 百万円
分売株数 75,000 株 分売総額 97 百万円
前日出来高 60,700 株 出来高/分売数 80.93 %
対株式数比 4.88 % 浮動株比率 - %
対浮動株比 - %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は30枚、出来高は1桁あるかないかと流動性に乏しい。

グロース市場に2017年に上場しているが、上場10年以降の時価総額40億円には程遠くスタンダード市場への市場変更を目指しているところ、流通株式時価総額が際どい。

前期業績は2期連続の減益で着地したが、今期は営業利益+29%と元通りの復調を見込んでいる。

年間配当は30円で利回りは2.3%ほど。株主優待はない。

PER17.9倍、PBR1.15倍の株価水準は市場平均並み。

流動性がなさすぎてチャートの体をなしてないが、株価は1,350-1,500円付近のレンジで取引されている。

発行済株式がわずか153万株しかなく、浮動株が3割程度しかない中での5%弱もの分売は需給インパクトが大きい。

地方市場でももう少しマシな流動性があるのではないか。

もう少し流動性が改善すればこの株数ならなんとかなるかもしれないが、現状であれば需給面では厳しいと思われる。

8/24追記:

発表日より200円近く下落しての値決めとなっており、分売価格は4月の暴落時の底値以下とかなり値ごろ感がある。

流動性も十分に向上しており、板は薄いが同規模のクリエイトが意外と良好だったことを踏まえてなんとかなりそう。

テクニカル的にも売られすぎな水準にあり、この程度の売り物であれば多少の買いが入れば十分吸収できそう。

ただし参加者数増と流動性が過疎れば下抜けリスクは否めないため、逃げ場には注意したうえでの参加としたい。

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