ピーエイの立会外分売分析
銘柄名 | 【4766】 ピーエイ |
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市場 | 東証スタンダード |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 立会外分売により当社株式の分布状況の改善及び更なる流通株式数の増加を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2025/08/14 (木) |
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予定期間 | 2025/08/27 (水) ~ 2025/08/29 (金) |
実施日 | 2025/08/27 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 294 円 |
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分売枚数 | 11,300 枚 | 前日終値 | 275 円 |
申込上限 | 100 枚 | 分売価格 | 266 円 |
PER | 76.48 倍 | 割引率 | -3.27 % |
PBR | 6.21 倍 | 発表日比 | -9.52 % |
株式情報
発行済株数 | 11,229,800 株 | 時価総額 | 2,987 百万円 |
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浮動株数 | 3,267,872 株 | 浮動株総額 | 869 百万円 |
分売株数 | 500,000 株 | 分売総額 | 133 百万円 |
前日出来高 | 200,400 株 | 出来高/分売数 | 40.08 % |
対株式数比 | 4.45 % | 浮動株比率 | 29.10 % |
対浮動株比 | 15.30 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 2024年8月以来、1年ぶり5回目の分売実施となっている。 上場維持基準のうち流通株式時価総額が微妙に満たしていなかったが、必至の株価底上げでなんとか充足できている。 営業利益67百万円の会社が優待費用24百万円を計上するのは本末転倒感は否めないが、会社側も背水の陣の模様。 前回と完全同日かつ同株数であることから、今回も同様に社長の加藤博敏氏からの売却と考えられる。 今期業績は売上高+7%、営業利益2倍を見込んでおり、2Q時点でも上振れして進捗率は64%と想定より好調そう。 年間配当は8.2円で利回りは3.0%ほど。やけくそな株主優待を設定しており、12月権利1,000株1年保有でAmazonギフト券10,000円と大盤振る舞いになっている。 PER26.0倍、PBR6.15倍の株価水準は割高感がある。 株価はほとんど優待需要で動いているようで、12月の権利落ちが激しいため優待取りはしない方が良さそう。 形式上は会社側が株価を釣り上げて社長の保有株を個人に売り抜けているようにも捉えられる。 ただでさえ低位株で利幅がない上に、過去いずれもまったく利益が出ていないとなると参加する理由が見当たらない。 8/26追記: 発表日より1割近く下落しての値決めとなっており、分売価格は過去3ヶ月の安値圏と一定の評価はできる。 出来高も過去と比較すると一番マシになっており、とりあえず割れる可能性は以前よりは低くなっている。 直近でコラボスの寄りの売り物が4割近くあったことを踏まえると、売り圧力に押される可能性が高そう。 割に合うかどうか微妙なためスルーでも良さそうだが、低位株で下値リスク限定的という意味では参加しやすい。 |