ダブルスタンダードの立会外分売分析

銘柄名 3925】 ダブルスタンダード
市場 東証プライム
信用区分 信用
実施目的 プライム市場の上場維持基準のうち、不適合となった流通株式時価総額の適合に向け、流通株式数の増加による流通株式時価総額の増加を図るため。

スケジュール

発表日 2025/08/13 (水)
予定期間 2025/08/21 (木) ~ 2025/08/25 (月)
実施日 2025/08/21 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,667 円
分売枚数 6,300 枚 前日終値 1,791 円
申込上限 50 枚 分売価格 1,737 円
PER 161.24 倍 割引率 -3.02 %
PBR 3.44 倍 発表日比 4.20 %

株式情報

発行済株数 13,580,000 株 時価総額 23,588 百万円
浮動株数 2,403,660 株 浮動株総額 4,175 百万円
分売株数 600,000 株 分売総額 1,042 百万円
前日出来高 156,500 株 出来高/分売数 26.08 %
対株式数比 4.42 % 浮動株比率 17.70 %
対浮動株比 24.96 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板は500枚、出来高200枚程度と流動性はまずまず。

2021年以来、4年ぶり4回目の分売実施となっている。

2025年3月末現在の流通株式時価総額は98.7億円と基準にごく僅かに届いていないため分売による充足を見込んでいる。

同日に通期業績予想を上方修正しているが、大口案件終了により今期業績は売上高-10%、営業利益-19%に留まる予想。

年間配当は70円で利回りは4.2%ほど。株主優待はない。

PER15.5倍、PBR3.53倍の株価水準は市場平均並み。

株価は1,600±100円で取引されており安定感がある。

発行済株式の5%弱で10億円規模となるとさすがに需給インパクトがあるため上値は重くなるかもしれない。

前々回は盛大に割れたが、前回のように売り込まれて流動性が十分に改善すれば良好な結果となるハイリスクな案件。

もう少し流動性の改善に期待することとしたい。

8/20追記:

同日発表の1Q決算を受けて株価は窓を空けて急騰しており、分売価格にはまったく値ごろ感はない。

その上で流動性は大して改善しておらず、10億円規模の株数を捌ききるには不足していると言わざるを得ない。

テクニカル的にも一旦は1,700円くらいまでの窓埋めがあってもおかしくはなく、下値リスクはそれなりにある。

現在の株価では配当利回り4.0%と高配当ではあるものの需給に打ち勝つ買い需要があるか微妙なところ。

売れ残りに賭けての需給好転を狙うならば勝ち目はあるかもしれないが結果論であり、朝の気配次第での判断か。

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