ファンデリーの立会外分売分析

銘柄名 3137】 ファンデリー
市場 東証グロース
信用区分 貸借
実施目的 当社株式の分布状況の改善、流動性の向上、及び2025年1月6日公表「ファン株主2万人構想」の実現に向けた株主数の増加を図るため。

スケジュール

発表日 2025/06/24 (火)
予定期間 2025/07/02 (水) ~ 2025/07/08 (火)
実施日 2025/07/02 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 411 円
分売枚数 2,200 枚 前日終値 398 円
申込上限 5 枚 分売価格 387 円
PER 207.93 倍 割引率 -2.76 %
PBR 34.52 倍 発表日比 -5.84 %

株式情報

発行済株数 6,470,100 株 時価総額 2,504 百万円
浮動株数 1,235,789 株 浮動株総額 478 百万円
分売株数 244,100 株 分売総額 94 百万円
前日出来高 325,300 株 出来高/分売数 133.27 %
対株式数比 3.77 % 浮動株比率 19.10 %
対浮動株比 19.75 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

2016年以来、9年ぶり2回目の分売となっている。

当初の成長性は何処へやら、コロナ禍以降は直近5期中4期が赤字という目も当てられない業績に転落している。

一応今期は黒字化を予想しているものの、この薄利で固定費率の高さを見ると一筋縄ではいかないように見える。

この状況下で特段の分売の必要性もなく、今更の株主数増加にも疑義があるため社長の持ち株を売り抜けたいだけといういいお題目に使われているだけのような気もする。

利益剰余金がマイナスのため配当は無配。株主優待は3月権利で自社クーポン3,000円などの設定がある。

PER91.4倍、PBR11.0倍の株価水準は非常に割高。

仮に黒字化したとしてもとても買える水準ではなく、株価はほぼ優待需要で売買されているだけの値動きとなっている。

前回と違って貸借銘柄化しているため中身がどんな銘柄だろうが短期的には損はしないものの、短期決戦に限るだろう。

7/1追記:

発表後はあまり売り込まれてはいないが、分売価格は4月の暴落時以来の安値となっており一定の値ごろ感はある。

ただ当日安値からすると大引けにかけてのやや買い戻しがあるためあまり値引きされたとは言い難い状況。

とりあえず下値は限定的で損はないだろうが、いくらかき集めても大した利益は期待できそうになく割に合うか微妙。

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