東計電算の立会外分売分析

銘柄名 4746】 東計電算
市場 東証スタンダード
信用区分 貸借
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、当社株式の分布状況改善および流動性向上を目的とするものです。

スケジュール

発表日 2025/05/07 (水)
予定期間 2025/05/15 (木) ~ 2025/05/19 (月)
実施日 2025/05/15 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 4,265 円
分売枚数 2,600 枚 前日終値 3,740 円
申込上限 50 枚 分売価格 3,610 円
PER 13.18 倍 割引率 -3.48 %
PBR 12.02 倍 発表日比 -15.36 %

株式情報

発行済株数 18,700,000 株 時価総額 67,507 百万円
浮動株数 1,683,000 株 浮動株総額 6,076 百万円
分売株数 300,000 株 分売総額 1,083 百万円
前日出来高 82,000 株 出来高/分売数 27.33 %
対株式数比 1.60 % 浮動株比率 9.00 %
対浮動株比 17.83 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに100枚程度と流動性はまずまず。

東証プライムの上場維持基準は満たしているため特段の分売の必要性はなく、大株主からの処分目的と思われる。

年間配当は125円で利回りは3.4%ほど。株主優待は12月権利でおこめ券2枚の設定があり総合利回り3.7%ほど。

PER13.5倍、PBR1.68倍の株価水準は市場平均並み。

株価はここ半年は5,000円台からの下落基調ではあるものの比較的安定感があり、4,000円前後が定位置となっている。

先の暴落からのも母子も早く、3,000円台半ばくらいでの値決めとなれば短期的にも中期的にも狙えそう。

同規模だと2年前のベースが雰囲気的に近いと思われる。

分売総額12億円となると重いかもしれないが、貸借銘柄であるため相応に空売りが入れば需給面は問題ない。

値嵩株が心配であるならば事前ヘッジの上で参加すれば安定的にそれなりの利幅が狙える展開となるのではないか。

5/14追記:

発表日より500円以上売り込まれており、割引率3.5%も相まって大幅に値ごろ感のある分売価格となっている。

さすがに先月の暴落時の底値付近の株価であればある程度の反発は見込めるのではないだろうか。

中長期保有の見込みであればいい押し目買いポイントにはなりそうで、放置して戻りに期待するのもいいかもしれない。

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