アイドママーケティングコミュニケーションの立会外分売分析
銘柄名 | 【9466】 アイドママーケティングコミュニケーション |
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市場 | 東証スタンダード |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 上場維持基準への適合状況に鑑み、当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため(流通株式数の増加を図るため)行うものです。 |
スケジュール
発表日 | 2025/02/14 (金) |
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予定期間 | 2025/02/25 (火) ~ 2025/02/28 (金) |
実施日 | 2025/02/25 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 244 円 |
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分売枚数 | 3,800 枚 | 前日終値 | 269 円 |
申込上限 | 5 枚 | 分売価格 | 261 円 |
PER | 10.39 倍 | 割引率 | -2.97 % |
PBR | 5.25 倍 | 発表日比 | 6.97 % |
株式情報
発行済株数 | 13,520,000 株 | 時価総額 | 3,529 百万円 |
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浮動株数 | 1,811,680 株 | 浮動株総額 | 473 百万円 |
分売株数 | 277,600 株 | 分売総額 | 72 百万円 |
前日出来高 | 60,100 株 | 出来高/分売数 | 21.65 % |
対株式数比 | 2.05 % | 浮動株比率 | 13.40 % |
対浮動株比 | 15.32 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 2017年以来、8年ぶり4回目の分売実施となっている。 上場維持基準のうち流通株式時価総額の適合が非常に際どい状況のため、株主構成的に社長か資産管理会社からの売却をもって0.7億円分上積みを図るものと思われる。 とはいえあまり恒久的な効果はなさそうなため、クオカ優待でも新設した方が長期的に既存株主のためではないか。 通期業績を上方修正しており、今期業績は売上高-4%、営業利益+16%を見込んでいる。 年間配当は15円で利回りは5.7%ほど。株主優待はない。 PER7.17倍、PBR1.15倍の株価水準は割安感がある。 上場から10年近くなるが、株価は200円台が定位置となっておりここ最近ではずっと低空飛行状態が続いている。 分売発表と同時に増配を発表しており、300円以下であれば配当利回りは5%を超える計算となっている。 指標的にも十分買える水準ではあるのだが、残念ながら低位株すぎて利幅は取れても5-10円程度がやっとではないか。 値決め日の釣り上げさえなければ損することはないだろうが、手間の割に合う案件かどうかは微妙なところ。 2/21追記: 増配発表を受けて株価は窓を開けて急騰しているが、分売価格は発表後の最安値なのは評価できる。 配当利回りを考慮してこの価格で押し目買いチャンスというのは一定の買い需要が期待できる。 利幅は限定的だが、下値リスクは限定的であるためとりあえず何も考えずに参加する方向でも問題なさそう。 |