ステムセル研究所の立会外分売分析

銘柄名 7096】 ステムセル研究所
市場 東証グロース
信用区分 貸借
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を目的とするものです。

なお、本件は大株主より一定数量の売却意向があり、様々な手法を検討した結果、本手法が最適であるという判断に至っております。

スケジュール

発表日 2025/02/13 (木)
予定期間 2025/02/26 (水) ~ 2025/03/04 (火)
実施日 2025/02/26 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,532 円
分売枚数 5,200 枚 前日終値 1,185 円
申込上限 70 枚 分売価格 1,150 円
PER 38.63 倍 割引率 -2.95 %
PBR 11.83 倍 発表日比 -24.93 %

株式情報

発行済株数 10,246,600 株 時価総額 11,784 百万円
浮動株数 911,947 株 浮動株総額 1,049 百万円
分売株数 210,000 株 分売総額 242 百万円
前日出来高 180,400 株 出来高/分売数 85.90 %
対株式数比 2.05 % 浮動株比率 8.90 %
対浮動株比 23.03 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は100枚、出来高200枚程度と流動性はまずまず。

流動性向上を目的に筆頭株主である親会社の日本トリム(旧:トリムメディカルHD)からの売却と発表されている。

今期業績は売上高+21%、営業利益+45%を見込むが、相変わらずの4Q偏重の業績のため進捗率では判断しがたい。

年間配当は25円で利回りは2.2%ほど。株主優待はない。

PER23.5倍、PBR4.83倍の株価水準は割高感がある。

株価はバイオ系ということで比較的ボラティリティが高いが、ここ1年は下落基調で年初の2,000円から年末の1,200円台まで下落するといういまひとつな値動きの展開だった。

再生医療ベンチャーの成長株ということで来期予想まで見込めば多少割高でも株価は許容されている雰囲気がある。

指標面ではあまり買いたくはないが、最終的に貸借銘柄ということで結局のところは利益が見込めるのではないか。

他銘柄の2月権利日に被っていることで資金分散が見込めるためいつもより多少は配分されやすいかもしれない。

2/25追記:

親会社からの売却が嫌気されたのもあってか発表日より2割以上下落しての値決めとなっている。

分売価格は年初来安値以下で昨年夏の暴落時の安値以下であるためかなりの値ごろ感のある株価となっている。

流動性も十分あるため短期的には利益は出そうだが、これだけ案件続きだと短期資金が逃げると下値抜けのリスクもあるため売り時については注意したい。

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