田中建設工業の立会外分売分析

銘柄名 1450】 田中建設工業
市場 東証スタンダード
信用区分 信用
実施目的 当社株式の流動性の向上及び株式分布状況の改善を図るため

スケジュール

発表日 2025/02/07 (金)
予定期間 2025/02/19 (水) ~ 2025/02/21 (金)
実施日 2025/02/19 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,360 円
分売枚数 6,600 枚 前日終値 1,267 円
申込上限 100 枚 分売価格 1,217 円
PER 8.14 倍 割引率 -3.95 %
PBR 5.82 倍 発表日比 -10.51 %

株式情報

発行済株数 8,699,600 株 時価総額 10,587 百万円
浮動株数 887,359 株 浮動株総額 1,080 百万円
分売株数 300,000 株 分売総額 365 百万円
前日出来高 70,800 株 出来高/分売数 23.60 %
対株式数比 3.45 % 浮動株比率 10.20 %
対浮動株比 33.81 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに200枚程度と流動性はある程度はある。

2025年1月末を基準として1:2の株式分割を実施しており、実質的には前回の分売と規模感に変わりはない。

スタンダード市場の上場維持基準は満たしているが、筆頭株主が63%も保有しているため流動性向上目的とみられる。

前回に引き続き、創業者の資産管理会社であるスリーハンドレッドホールディングスからの売却と考えられる。

通期業績を上方修正しており、今期は売上高+12%、営業利益+24%を見込む。3Q時点での進捗率は86%ほど。

PER8.14倍、PBR1.51倍の株価水準は市場平均並み。

年間配当は50円で利回りは4.1%ほど。株主優待はない。

株価は前述の株式分割発表を材料にして年末の1,100円台から1,300円台まで上昇しておりやや過熱感もある。

前々回の分売ではほぼ水面下、前回はなんとか耐えて陽線の展開だったが表面上の株数が多いため今回はどうなるか。

もう少し流動性の改善に期待することにしたい。

2/18追記:

発表日より10%近く下落しての値決めとなっており、分売価格は今月の安値近辺と一定の値ごろ感はある。

割引率4%は申し分ないところだが、やはりこの分売数量に対しての流動性は十分とまでは言いがたいところ。

また同一日の分売で社名がいずれも~工業と類似していることから間違って申し込む需要も一定数発生しそう。

配当利回りと指標的に割れることはなさそうだが、最終的には朝の気配を見ての判断が無難かもしれない。

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