クロスプラスの立会外分売分析

銘柄名 3320】 クロスプラス
市場 東証スタンダード
信用区分 貸借
実施目的 株主からの一定数量の売却意向があり当社として検討した結果、立会外分売による当社株式の分布状況の改善および流動性向上のため。

スケジュール

発表日 2024/12/16 (月)
予定期間 2024/12/24 (火) ~ 2024/12/26 (木)
実施日 2024/12/24 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,074 円
分売枚数 5,600 枚 前日終値 1,002 円
申込上限 20 枚 分売価格 972 円
PER 12.29 倍 割引率 -2.99 %
PBR 1.65 倍 発表日比 -9.50 %

株式情報

発行済株数 7,718,800 株 時価総額 7,503 百万円
浮動株数 2,168,983 株 浮動株総額 2,108 百万円
分売株数 276,000 株 分売総額 268 百万円
前日出来高 58,200 株 出来高/分売数 21.09 %
対株式数比 3.58 % 浮動株比率 28.10 %
対浮動株比 12.72 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに200枚程度と流動性はまずまず。

特段の分売の必要性は見当たらないため、年度末にかけての政策保有株式の処分などではないかと考えられる。

今期業績は売上高+3%、営業利益-33%を見込んでおり、通年4Q単体は赤字なことを見込むとやや未達懸念がある。

年間配当は30円で利回りは3.1%ほど。株主優待は1月権利で自社オンラインストアクーポン券3,000円などの設定がある。

PER6.51倍、PBR0.46倍の株価水準は割安感がある。

株価はここ最近では1,000-1,100円の比較的狭いレンジで取引されており、ボラティリティは低く安定感がある。

手頃な株価の貸借銘柄ということで比較的リスクも低く、安定した利益の見込める手堅い案件になるのではないか。

指標的には十分にバリュー株の範疇といっていい水準であり、1,000円割れでの値決めならば実需買いも期待できそう。

優待権利日も来月であるため持ち越しても面白そう。

12/23追記:

発表日よりそれなりに売り込まれており、分売価格は節目の1,000円割れで8月の安値以来と値ごろ感がある。

指標的な面でも割安感が増しており、明日の寄り付きについても1,000円を大きく下回らない展開となりそう。

来月が優待権利であることも踏まえて年明けの買い需要が期待できるため安く寄るようであれば持ち越しも検討したい。

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