エコムの立会外分売分析
銘柄名 | 【6225】 エコム |
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市場 | 名証メイン |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図ることを目的として行うものであります。
本立会外分売に関して、当社の主要株主及び親会社以外の支配株主である髙梨今日子氏が保有する当社株式について売却するものであり、約定結果によっては当社の親会社以外の支配株主の異動が発生する可能性があります。 当社の親会社以外の支配株主の異動が発生した場合は、速やかにお知らせいたします。 |
スケジュール
発表日 | 2024/12/12 (木) |
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予定期間 | 2024/12/20 (金) ~ 2024/12/24 (火) |
実施日 | 2024/12/20 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,300 円 |
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分売枚数 | 600 枚 | 前日終値 | 1,285 円 |
申込上限 | 5 枚 | 分売価格 | 1,247 円 |
PER | 61.30 倍 | 割引率 | -2.96 % |
PBR | 0.85 倍 | 発表日比 | -4.08 % |
株式情報
発行済株数 | 2,109,000 株 | 時価総額 | 2,630 百万円 |
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浮動株数 | - 株 | 浮動株総額 | - 百万円 |
分売株数 | 30,000 株 | 分売総額 | 37 百万円 |
前日出来高 | 4,100 株 | 出来高/分売数 | 13.67 % |
対株式数比 | 1.42 % | 浮動株比率 | - % |
対浮動株比 | - % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに10枚程度と流動性に乏しい。 2023年3月に名証メイン市場に上場している。 ここから東証スタンダード市場への鞍替えについては流通株式が少なすぎて流通株式時価総額的にはやや無理がある。 ということえ単純に大株主からの売却目的と思われる。 今期業績は売上高+7%、営業利益+4%を見込んでおり、1Q時点では売上、営業利益とも同期比で大幅に伸びている。 年間配当は30円で利回りは2.3%ほど。株主優待はない。 PER10.2倍、PBR0.77倍の株価水準はやや割安感がある。 板が飛び飛びでチャートの体をなしていないが、ここしばらくの株価は1,300円を基準として取引されている。 これが東証の案件であればまだこの枚数でもなんとかなったかもしれないが、買い板が薄すぎて逃げ場があるか怪しい。 名証の流動性リスクを取ってまで保有するほどの成長性や株主還元があるわけではないため、何かしらの長期保有目的でなければ見送りで十分だろう。 12/19追記: 株価は調整しておらず、買い板は相変わらず薄いままで流動性についても改善しているとは言い難い。 名証案件といえば半年前のエージェント・インシュアランス・グループの悲劇が思い出されるところ。 さすがにあれよりは板の状況としてはマシであるが、東証にいくらでもこれよりまともなバリュー株は存在している中でどこまで実需があるのか怪しいところ。 塩漬け上等のつもりくらいでなければ見送りでよさそう。 |