システムリサーチの立会外分売分析

銘柄名 3771】 システムリサーチ
市場 東証プライム
信用区分 貸借
実施目的 株主から一定数量の売却意向があり、当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため立会外分売を行うものであります。

スケジュール

発表日 2024/11/22 (金)
予定期間 2024/11/29 (金) ~ 2024/12/05 (木)
実施日 2024/11/29 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,451 円
分売枚数 2,300 枚 前日終値 1,399 円
申込上限 60 枚 分売価格 1,358 円
PER 11.22 倍 割引率 -2.93 %
PBR 2.00 倍 発表日比 -6.41 %

株式情報

発行済株数 16,720,000 株 時価総額 22,706 百万円
浮動株数 2,390,960 株 浮動株総額 3,247 百万円
分売株数 202,000 株 分売総額 274 百万円
前日出来高 445,300 株 出来高/分売数 220.45 %
対株式数比 1.21 % 浮動株比率 14.30 %
対浮動株比 8.45 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は200枚、出来高100枚程度と流動性はまずまず。

2019年以来、5年ぶり3回目の分売実施となっている。

上場維持基準としては概ね問題なさそうだが、プライム市場のため1日平均売買代金が直近では微妙なところ。

1日平均1.5万株程度の出来高は欲しいところだが、発表日時点では1万株を割り込んでいる日もあって心許ない。

そのためこの手の案件は流動性改善のため社長の持ち株を仕方なく売却するというパターンではないかと思われる。

年間配当は40円で利回りは3.0%ほど。株主優待は9月権利でQUOカード1,000円分の設定があり総合利回り3.7%ほど。

PER10.3倍、PBR2.16倍の株価水準はやや割安感がある。

株価は直近では1,300-1,500円あたりのレンジで取引されており、1,300円台の値決めとなると比較的買いやすい。

前回の分売でもこれより株数は多かったにも関わらず堅調な寄り付きで引けにかけて利益が伸びる展開となった。

今回はさらに株数が少ない貸借銘柄ということで問題なく利益は出そうだが値決めで釣り上げがないか注視したい。

11/28追記:

発表日よりはやや売り込まれているが、値決め日の釣り上げにより分売価格は前日安値と比べて割安感はない。

とはいえ過去1ヶ月の安値圏であるためここからの下値リスクというのは限定的で安心して参加しやすい。

あまり大幅な利益は見込めないが、指標的にも比較的割安で下抜けしなければしばらく持ち越しても面白そう。

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