トヨクモの立会外分売分析

銘柄名 4058】 トヨクモ
市場 東証グロース
信用区分 貸借
実施目的 分売人より一定数量の売却意向があり、株式の分布状況の改善、流動性の向上を目的としています。

スケジュール

発表日 2024/11/13 (水)
予定期間 2024/11/21 (木) ~ 2023/11/25 (月)
実施日 2024/11/21 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,177 円
分売枚数 1,200 枚 前日終値 1,869 円
申込上限 30 枚 分売価格 1,813 円
PER 50.01 倍 割引率 -3.00 %
PBR 67.64 倍 発表日比 -16.72 %

株式情報

発行済株数 11,008,000 株 時価総額 19,958 百万円
浮動株数 924,672 株 浮動株総額 1,676 百万円
分売株数 120,000 株 分売総額 218 百万円
前日出来高 211,500 株 出来高/分売数 176.25 %
対株式数比 1.09 % 浮動株比率 8.40 %
対浮動株比 12.98 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

※前場引け後発表のため、発表日終値は直近約定値

板・出来高ともに200枚程度と流動性はまずまず。

2023年11月以来、1年ぶり2回目の分売実施となっている。

前回と違って特段の分売の必要性がないが、昨年とまったく同一日での実施のため会社関係者からの売却と推測される。

通期業績予想を上方修正しており、連結決算化のため単純比較はできないが今期は売上高+27%、営業利益+26%で3Q時点での進捗率は80%と計画通りに推移している。

年間配当は14円で利回りは0.8%ほど。株主優待はない。

PER26.0倍、PBR8.79倍の株価水準は割高感があるが、ストックビジネス系の成長株ということで買える余地はある。

株価は新興市場のためボラティリティは高いが、直近1,900円以下での値決めとなれ短期的な底値感で参加しやすい。

貸借銘柄であり需給面の心配はまったくなく、前回の分売も好調だったことから今回も安定した利益が見込めそう。

前回は早売りだともったいない展開だったため、下抜けしなければもう少し引っ張ってみても面白そう。

11/20追記:

発表日より大きく売り込まれており、分売価格は8月以来の安値圏とかなりの値ごろ感がある。

流動性も十分に向上しており、需給面ではまったく問題なく安心して参加しやすい案件といえる。

前述の好決算を分売発表で台無しにしてしまっている状況のため、これで需給好転となれば数日のうちには2,000円台くらいまでの戻りには期待してもいいのかもしれない。

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