プラザホールディングスの立会外分売分析
銘柄名 | 【7502】 プラザホールディングス |
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市場 | 東証スタンダード |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、発行会社として検討した結果、スタンダート市場における上場維持基準のうち、流通株式比率に関する基準に適合すること、並びに当社株式の流動性向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2024/10/07 (月) |
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予定期間 | 2024/10/16 (水) ~ 2024/10/18 (金) |
実施日 | 2024/10/16 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,985 円 |
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分売枚数 | 800 枚 | 前日終値 | 1,904 円 |
申込上限 | 25 枚 | 分売価格 | 1,837 円 |
PER | 85.23 倍 | 割引率 | -3.52 % |
PBR | 5.60 倍 | 発表日比 | -7.46 % |
株式情報
発行済株数 | 2,767,251 株 | 時価総額 | 5,083 百万円 |
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浮動株数 | 257,354 株 | 浮動株総額 | 473 百万円 |
分売株数 | 78,200 株 | 分売総額 | 144 百万円 |
前日出来高 | 9,100 株 | 出来高/分売数 | 11.64 % |
対株式数比 | 2.83 % | 浮動株比率 | 9.30 % |
対浮動株比 | 30.39 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板は30枚、出来高1桁と流動性に乏しい。 2024年3月末時点での流通株式比率は14.9%と上場維持基準の25%には大きく未達の状況にある。 計画書によると2025年3月末までには改善予定となっているため、別途自己株式の処分などしそうな感じはする。 流通株式時価総額も不足しているが、そちらについては流通株式比率の改善と連動して自動的に解消の見込み。 今期業績は売上高-4%、営業利益+14%を見込んでおり、例年下期偏重で1Qは赤字だが今期は大幅に縮小している。 年間配当は50円で利回りは2.5%ほど。株主優待は3月権利で自社関連施設・商品など選択できる優待の設定がある。 非貸借銘柄で優待需要が非常に根強いのか、権利日にかけての上昇傾向にあり権利落ちでは100円以上下落がある。 PER44.3倍、PBR2.07倍の株価水準はやや割高感がある。 最良気配が数十円離れていることもザラであり、値決め日がアップティックで決まると高値掴みの可能性がある。 そこまで分売数量が多いわけではないが、さすがにこの流動性のままだと1億円超を捌くのは困難だと思われる。 よほど流動性が改善しない限りは見送りが無難そう。 10/15追記: 大引けはアップティックで引けているため、買い板を基準とした実際の割引率は2.9%程度と通常通りである。 多少は流動性は改善しているものの、寄りで捌き切れるほど 板が厚いわけではなく十分とは言い難い。 前述の通り3月の優待権利まで放置する前提くらいでないと参加メリットは見いだせないのではないか。 |