ピーエイの立会外分売分析
銘柄名 | 【4766】 ピーエイ |
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市場 | 東証スタンダード |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 立会外分売により当社株式の分布状況の改善及び流通株式数の増加を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2024/08/20 (火) |
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予定期間 | 2024/08/27 (火) ~ 2024/08/29 (木) |
実施日 | 2024/08/27 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 319 円 |
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分売枚数 | 6,400 枚 | 前日終値 | 301 円 |
申込上限 | 100 枚 | 分売価格 | 291 円 |
PER | 248.34 倍 | 割引率 | -3.32 % |
PBR | 13.19 倍 | 発表日比 | -8.78 % |
株式情報
発行済株数 | 11,229,800 株 | 時価総額 | 3,268 百万円 |
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浮動株数 | 2,616,543 株 | 浮動株総額 | 761 百万円 |
分売株数 | 500,000 株 | 分売総額 | 146 百万円 |
前日出来高 | 229,800 株 | 出来高/分売数 | 45.96 % |
対株式数比 | 4.45 % | 浮動株比率 | 23.30 % |
対浮動株比 | 19.11 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに200枚程度と流動性はまずまず。 2022年以来、2年ぶり4回目の分売実施となっている。 元々は株価100円台の低位株だったこともあり、流通株式時価総額は5億円足らずしかなく上場廃止の危機にあった。 そこで昨年にコスト度外視で株価を釣り上げるためだけの目的と思われる露骨な優待新設で株価は2倍になっている。 現状の流通株式時価総額は9.5億円程度のため、今回の分売で1.5億円程度を売却することでなんとか10億円は充足できる。 純利益44百万円の会社が株主優待引当金21百万円を計上するのはなかなかに本末転倒な気がしてならない。 年間配当は4円で利回りは1.4%ほど。株主優待は12月権利にて300株1年保有で5,000円分クオカードの設定がある。 PER34.8倍、PBR7.91倍の株価水準は割高感がある。 株価はほどんど優待の需給で動いているようなもので、12月の権利落ちが激しいため権利日前に売却が望ましい。 優待目当ての上昇狙いで保有する前提であればいいかもしれないが、短期的には利幅が出るかどうかといったところ。 株価は安いので参加者が少なそうならば打診程度に参加してもいいかもしれないが、ザラバで十分買えそうな気もする。 8/26追記: 発表日よりやや売り込まれており、節目の300円割れというのは一定の値ごろ感のある価格となっている。 流動性もそれなりに改善はしているが、比率でいえば前回と大差なくまた同様に分売価格前後の寄りと思われる。 一方で低位株故に下値リスクは限定的であるため、12月優待権利まで持ち越し前提ならばいい仕込み場となりそう。 |