サンリンの立会外分売分析

銘柄名 7486】 サンリン
市場 東証スタンダード
信用区分 信用
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、当社株式の分布状況改善および流動性向上を目的とするものです。

スケジュール

発表日 2024/08/19 (月)
予定期間 2024/08/26 (月) ~ 2024/08/28 (水)
実施日 2024/08/26 (月)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 693 円
分売枚数 3,300 枚 前日終値 680 円
申込上限 20 枚 分売価格 660 円
PER 21.03 倍 割引率 -2.94 %
PBR 0.40 倍 発表日比 -4.76 %

株式情報

発行済株数 12,300,000 株 時価総額 8,118 百万円
浮動株数 861,000 株 浮動株総額 568 百万円
分売株数 160,000 株 分売総額 106 百万円
前日出来高 7,400 株 出来高/分売数 4.62 %
対株式数比 1.30 % 浮動株比率 7.00 %
対浮動株比 18.58 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板は50枚、出来高10枚程度と流動性に乏しい。

2024年2月以来、半年ぶり2回目の分売実施となっている。

今期業績は売上高-6%、営業利益+14%を見込んでおり、例年上半期は赤字だが業績は比較的落ち着いている。

年間配当は22円で利回りは3.2%ほど。株主優待はない。

PER10.6倍、PBR0.43倍の株価水準は割安感がある。

さすがインフラ系の銘柄だけあって驚くべき株価の安定感であり、30年チャートでも700±200円しか値幅がない。

ただこの流動性のままではこの株数を捌き切るには無理があり、上値が重く同値前後の展開がいいとこではないか。

短期的には微妙かもしれないが、驚異の安定チャートからすると中長期には押し目買いチャンスで仕込みには良さそう。

8/23追記:

発表日からほとんど株価は調整していないが、分売価格は先日の暴落以来の安値ということで値ごろ感はある。

ただ値決め前日の前場出来高が0だったりと流動性についても改善しているとは言い難い状況にある。

前回の分売は前日出来高15枚足らずで参加者皆無だったからこそ浮上したものの今回はそれをみて参加者が増えるとむしろ割れる展開になるのは容易に想像できるところ。

長期的にはいい株価位置のため、ナンピン上等で数年間寝かせる前提であるならば悪くないかもしれない。

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