ゼロの立会外分売分析

銘柄名 9028】 ゼロ
市場 東証スタンダード
信用区分 信用
実施目的 東証スタンダード市場における上場維持基準のうち、流通株式比率の適合に向けて株式の流動性向上を図るため。

スケジュール

発表日 2024/08/08 (木)
予定期間 2024/08/20 (火) ~ 2024/08/23 (金)
実施日 2024/08/20 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,650 円
分売枚数 5,100 枚 前日終値 2,000 円
申込上限 40 枚 分売価格 1,940 円
PER 16.40 倍 割引率 -3.00 %
PBR 1.05 倍 発表日比 17.58 %

株式情報

発行済株数 17,560,242 株 時価総額 34,067 百万円
浮動株数 - 株 浮動株総額 - 百万円
分売株数 222,500 株 分売総額 432 百万円
前日出来高 279,800 株 出来高/分売数 125.75 %
対株式数比 1.27 % 浮動株比率 - %
対浮動株比 - %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに500枚程度と流動性はやや高い。

流通株式比率が2023年6月末次点で10%足らずと、スタンダード市場の25%を大幅に下回っている。

会社計画ではあと1年足らずで改善する計画のようだが、計算上は累計50億円の持ち合い株式を売却してもらう必要があるため大規模な売出でも実施しないと焼け石に水である。

今期業績は売上高-4%、営業利益+30%の大幅増益を見込んでおり、同時に大幅な増配予想を発表している。

年間配当は107.4円で利回りは5.5%ほど。株主優待はない。

PER8.86倍、PBR0.98倍の株価水準は割安感がある。

前述の決算と増配を受けて急騰しているが、先般の利上げショック前の1,800円台からしてもまだ買える水準にある。

この手の銘柄は高配当バリュー株としての潜在的な買い需要に期待でき、2,000円くらいでの値決めなら配当利回り5%ということでしばらく放置もしやすいのではないだろうか。

8/19追記:

市況がこれだけ回復しているため発表日より上昇しているところは残念だが、2000円まで売り込まれたのは評価できる。

なんといっても配当利回り5%超の希少な銘柄であり、一過性の特別配当ではなく配当性向にも余裕がある。

先般のヒューマンHDのように短期よりもある程度スイング前提での参加方向の方が利幅は期待できるのではないか。

ただし前述の通り流通株式比率改善のためには大量の売出が控えているため、あまり引っ張りすぎず手仕舞いとしたい。

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