ヒューマンホールディングスの立会外分売分析

銘柄名 2415】 ヒューマンホールディングス
市場 東証スタンダード
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。

なお、本分売により、スタンダード市場の上場維持基準である流通株式比率25%以上を達成する見込みです。

本立会外分売に関して、当社の主要株主である当社代表取締役社長佐藤朋也が保有する当社株式1,078,000株の一部等について売却するものであり、約定結果によっては当社の「親会社以外の支配株主及び主要株主の異動」が発生する可能性があります。

「親会社以外の支配株主及び主要株主の異動」の発生を認識した場合には、速やかにお知らせいたします。

スケジュール

発表日 2024/06/14 (金)
予定期間 2024/06/21 (金) ~ 2024/06/26 (水)
実施日 2024/06/21 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,536 円
分売枚数 11,800 枚 前日終値 1,376 円
申込上限 50 枚 分売価格 1,349 円
PER 7.31 倍 割引率 -1.96 %
PBR 0.83 倍 発表日比 -12.17 %

株式情報

発行済株数 10,987,200 株 時価総額 14,822 百万円
浮動株数 1,087,733 株 浮動株総額 1,467 百万円
分売株数 518,300 株 分売総額 699 百万円
前日出来高 231,300 株 出来高/分売数 44.63 %
対株式数比 4.72 % 浮動株比率 9.90 %
対浮動株比 47.65 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

先月予定の分売は会社事由による重要事実が発生したことによる中止という前代未聞のお粗末な結果になっている。

持株会の保有比率変動で主要株主の異動が発生してしまい意図しない中止の事例はあったが、さすがに前例がなさそう。

おそらく5月15日に発表した剰余金の配当決定が前年同期の±20%以上のため軽微基準に該当しないからと考えられる。

2023年3月末時点での流通株式比率は20.85%のため、今回の分売で4.7%ほど増加して上場維持基準の25%は達成見込み。

今期業績は売上高+4%、営業利益+5%を見込んでいる。

年間配当は64円で利回りは4.7%ほど。株主優待はない。

PER6.36倍、PBR0.87倍の株価水準は割安感がある。

直近の上方修正と分売発表、分売中止のゴタゴタによって株価はかなり乱高下を繰り返しており株主は翻弄されている。

決算通過によって指標的には以前よりもさらに割安で高配当となっているため下値は底堅いのではないか。

1,300円台での値決めまで売り込まれてくれれば鉄板案件だが売り手も疑心暗鬼なため下落しないかもしれない。

6/20追記:

発表日より大幅に売り込まれており、分売価格は前回分売予定日以降では最安値とそれなりに値ごろ感がある。

さらに今期配当は増配していることを踏まえても配当利回り4.7%のバリュー株ということで実需も見込まれる。

一時的には売り込まれることがあったとしても、しばらく放置しておけば1,400円台くらいまでは戻すのではないか。

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