太洋テクノレックスの立会外分売分析

銘柄名 6663】 太洋テクノレックス
市場 東証スタンダード
信用区分 信用
実施目的 流通株式数の改善のため

スケジュール

発表日 2024/05/07 (火)
予定期間 2024/05/15 (水) ~ 2024/05/21 (火)
実施日 2024/05/15 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 339 円
分売枚数 1,400 枚 前日終値 314 円
申込上限 10 枚 分売価格 304 円
PER 108.68 倍 割引率 -3.18 %
PBR 2.32 倍 発表日比 -10.32 %

株式情報

発行済株数 5,951,600 株 時価総額 1,809 百万円
浮動株数 1,148,659 株 浮動株総額 349 百万円
分売株数 200,000 株 分売総額 61 百万円
前日出来高 31,900 株 出来高/分売数 15.95 %
対株式数比 3.36 % 浮動株比率 19.30 %
対浮動株比 17.41 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は100枚、出来高50枚程度と流動性は低い。

2018年以来5年ぶり3回目の分売実施となっている。

時価総額が20億円足らずしかないため、流通株式時価総額が現状9億円程度と上場維持基準を満たしていない。

今回の分売程度では大して充足できず、むしろ株価下落で無駄骨になり根本的には株価対策をした方が早そうなところ。

今期業績は売上高+17%、営業黒字転換を見込んでいるものの、前期は大幅下方修正をしているため参考にならない。

年間配当は3円で利回りは1.0%ほど。株主優待はない。

PER80.4倍、PBR0.72倍の株価水準は過去5期のうち4期は赤字な同社においては割高感は否めない。

株価はしばらく300-400円で停滞しているが、300円は過去9年近く下回っていないため下値は限定的とみられる。

しかしこのような低位株では利幅は取れて限定的なため参加するだけ時間の無駄になりそうな気がする。

ただ過去2回のように値決め日に数万株程度まで流動性が改善するようであればとりあえず手数料負けはなさそう。

5/14追記:

発表日より大幅に売り込まれており、分売価格は過去下回っていない底値と同値のためさすがに底堅そう。

流動性もそれなりに向上しているため、手数料の安い口座から参加すればとりあえず一定の利益は見込めると思われる。

どうせ大して配分はなく下値リスクも限定的なため、深く考えずに参加しても特に問題ないものと思われる。

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