メディア総研の立会外分売分析

銘柄名 9242】 メディア総研
市場 東証グロース
信用区分 信用
実施目的 株主からの一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売による当社株式の分布状況改善及び流動性向上を目的とするものです。

スケジュール

発表日 2024/05/01 (水)
予定期間 2024/05/10 (金) ~ 2024/05/16 (木)
実施日 2024/05/10 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,700 円
分売枚数 500 枚 前日終値 1,639 円
申込上限 10 枚 分売価格 1,590 円
PER 33.59 倍 割引率 -2.99 %
PBR 1.87 倍 発表日比 -6.47 %

株式情報

発行済株数 1,224,900 株 時価総額 1,948 百万円
浮動株数 220,482 株 浮動株総額 351 百万円
分売株数 30,000 株 分売総額 48 百万円
前日出来高 9,500 株 出来高/分売数 31.67 %
対株式数比 2.45 % 浮動株比率 18.00 %
対浮動株比 13.61 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は100枚、出来高20枚程度と流動性に乏しい。

上場維持基準のうちでは流通株式時価総額が昨年時点で5億円と充足状況が心許なく、株価次第では未達懸念がある。

そのために今回の分売実施になっているものと思われるが、わずか5千万円程度ではあまり充足できそうにみえない。

今期業績は売上高+29%、営業利益+43%を見込んでいるが、毎年は2Q偏重な業績推移のためなんとも評価しづらい。

配当は無配で優待もなく、株主還元策に乏しい。

PER9.4倍、PBR1.61倍の株価水準は新興市場にしては割安感があるため今後の成長次第では十分に買える水準にある。

株価は2月頃まで1,600円前後だったが、特に材料が出ていないにも関わらず一時2,500円台まで急騰後元に戻っている。

こうなると高値掴みのしこり玉が信用期日までの重荷になって当面の間は上昇はまず望めないだろうと思われる。

ただ流動性には難があるものの、分売数量はごく少量ということもあってこれくらいであればこなせそうな気はする。

指標的にも特に割高感はないが、かといってしばらく持ち続けても大してメリットもなさそうな気がするところ。

逃げ場のあるうちに利確した方が無難かもしれない。

5/9追記:

発表日よりやや売り込まれており、分売価格は節目の1,600円を割り込んでいるのは一定の値ごろ感はある。

買い板もそれなりにあることから、さすがに1,600円を大きく下回るという展開はあまり考えづらい。

どうせ深く考えたところでまず配分は望めないため、何も考えずに参加しても特に問題ないと思われる。

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