アシードホールディングスの立会外分売分析

銘柄名 9959】 アシードホールディングス
市場 東証スタンダード
信用区分 貸借
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、当社株式の

分布状況改善および流動性の向上を目的とするものです。

スケジュール

発表日 2024/02/21 (水)
予定期間 2024/02/29 (木) ~ 2024/03/05 (火)
実施日 2024/02/29 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 650 円
分売枚数 2,700 枚 前日終値 607 円
申込上限 20 枚 分売価格 589 円
PER 13.01 倍 割引率 -2.97 %
PBR 2.62 倍 発表日比 -9.38 %

株式情報

発行済株数 13,495,248 株 時価総額 7,949 百万円
浮動株数 1,066,125 株 浮動株総額 628 百万円
分売株数 300,000 株 分売総額 177 百万円
前日出来高 188,900 株 出来高/分売数 62.97 %
対株式数比 2.22 % 浮動株比率 7.90 %
対浮動株比 28.14 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は100枚、出来高50枚程度と流動性はやや低い。

2023年7月以来、半年ぶり7回目の分売実施となっている。

特段分売の必要性はなく、過去同様に大株主からの処分目的の売却と考えられる。

通期業績予想を情報修正しており、今期は売上高+8%、営業利益+30%の大幅増益を見込んでいる。

年間配当は17円で利回りは2.9%ほど。株主優待は3月権利でクオカード500円相当などの設定がある。

PER8.72倍、PBR1.23倍の株価水準はやや割安感がある。

株価は年末までは600円以下で安定していたが、年明け以降は上にブレイクして4年前の水準を回復している。

前回までは過疎った信用銘柄ということで水面下が多いという微妙案件だったが、今年から貸借銘柄に選定されている。

手頃な株価ということで空売りの入り次第ではある程度の利益は望める展開にもなるのではないか。

2/28追記:

発表日より大幅に売り込まれており、分売価格は過去2ヶ月間の安値以下とそれなりの値ごろ感はある。

値決めまでの節目の600円は底堅かったこともあって買い板はかなり厚くなっており、ここを下回るとは考えづらい。

値幅故に大した利益は見込めないものの、下値リスクは限定的であることから問題なく参加方向としたい。

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